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🧟‍♂️カメラを止めるな(やめるな) 2019/03/08

日記

・テレビで『カメラを止めるな!』 やってた。去年の8月くらいに映画館で観たっきりなのに、割といろいれ詳細に覚えていたので、自分でビックリした。私の記憶力も捨てたもんじゃないな。

・「2回目からが、また面白い!」と言われていたが、2回目を見に行くことなく公開が終了してしまったので、「初2回目」になる。

・ただ、普通「2回目からが面白い」と言われるような映画や小説は、“最後の最後”にどんでん返しがあって、2回目をみるときは、途中途中に撒かれた伏線を探したり、気づいたりすることが面白さの醍醐味となる。しかし、この映画は後半が全てどんでん返しに使われていて、伏線も丁寧に説明されながら話が進んで行くので、2回目に自分で探す必要がなくなる。🧟‍♂️

・なので、2回目を観ても「同じ映画を2回みた」という経験にしかならないのではないか?と半信半疑だった。

・で、今日2回目を体験してわかった。これは「初見の人」の存在によって2回目の面白さが成り立つ。のではないか。初見の人が、「えっ、なにこれつまんなくない?」と戸惑っているのを、「いやいや、違うんだよ。こっからなんだよ〜」と思いながら見るのが2回目の面白さに直結する。それに加えて、「ここのシーンが後半の例のシーンにつながってるんだよなぁ」という従来の2回目の面白さメソッド も成り立つ。🧟‍♀️

・だからこの作品は物凄くテレビ向きだと思う。TwitterとかのSNSで初見の人の反応を存分に見られるから。実際、トレンドに「初見の人」と入っていた。🧟‍♂️

・で、普通にめちゃくちゃ面白いから、2回目も全然行ける。ハマる人が続出するのも頷ける。単純に何回も見たくなる。だから、リピーターの人は別に、上に書いてある理論で観てるわけじゃないと思う。よって書いたことは無に還る。

・風呂から上がって、この日記を書くまで『住住』を観ていた。『架空OL日記』と併せてここ1年くらい、月に1度は必ず観ている気がする。これもまた、何度も見たくなるやつだ。音とか、カメラワークとかセリフとか、とにかく雰囲気作りが上手い。ぽーっと見られる。無駄なこと以外の無駄を見事に削ぎ落としている。

・「併せて」って「あわせて」って読むのか。「ふせて」だと思っていた。「伏せて」「併せて」。

・案外みんな、自分だけの誤読を持っていると思う。そんな誤読だけを集めた漢字辞典があったら割と欲しい。

併せて (読み ふせて)

汎用    (読み ぼんよう)

代替案 (読み だいかえあん)

所謂     (読み しょせん)

琴線     (読み ことせん)

脆弱     (読み きじゃく)

逝去     (読み いきょ)

御中     (読み want you)


・最後のは違うな。




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