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ええ肉…… 2022/11/14

日記

・昼

・めちゃくちゃ良い肉を食べてしまった。なんかこう、いろんな幸運が重なった結果、家族が鉄板焼のランチを食べさせてくれることになったから……。食べさせてくれたというか、私が無言の圧力で鉄板焼を推した。

・前菜のサラダから何から全部おいしすぎて体の繊維が全部解れた。肩こり治ったかも。

・数種類のデザートがワゴンで運ばれてきて、好きなものを選んでくださいと言われ、試されてる……と思った。全部くださいと啖呵を切られる傾奇者がいたらすごい。



・帰宅したら赤福があった。賞味期限が今日までだったので急いでパクパク口に運んだのだけど、今になってあんこに含まれる砂糖の多さを思い出して絶望している。終わりだ。朝起きたら餅になっているだろう。

・それにしても汚い写真だな。国会で提示したら「汚い写真だな!」と野次られそう。不規則発言は謹んでください。


・オンライン試写会に当選して、『ファイブ・デビルズ』という作品を観ることができた。

・常人離れした嗅覚を持つ少女。彼女の趣味は松ぼっくりや栗、お母さんなど、さまざまな匂いをビンに集めること。そんなある日、10年間顔を見せなかった叔母が家にやってくる。少女はいつものように叔母の匂いを再現してビンに詰めるが、その香りを嗅いだ途端、意識が過去へ飛んでしまい、そこで自分の家族に起きた過去の因縁に対峙することに……というおはなし。

・少女の目線で厳かに進んでいく家族の過去を知る物語の中に、タイムリープのギミックが存分に活かされていて、事実が詳らかになるたびに少しずつ息が詰まっていった……。ただ、「残酷な真相!」とか「大どんでん返し!」とか派手さのある宣伝文句は似合わない作風なので、そういうものを期待している人からしたら肩透かしに感じてしまうかもしれない。「親」や「家族」に対して「親も他人だよね」「家族も他人だよね」という冷静な目線を向ける作品で、その事実を否定も肯定もしないので、優しいといえば優しいし、突き放しているといえば突き放している。その割り切れなさをかなり実直に描いているのが好きだった。そんな作品なので、タイムリープという要素はあくまでもギミックでしかなく、メインにはなっていない。


・試写会ってタダで映画観られて最高すぎる。良いお肉たべて、タダで映画観て……なんか自分の幸福の最大値ってココかも。

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