ぼくらツイスターズ! 2024/08/19
日記
・『ツイスターズ』をULTRA 4DXで観てきた。
・圧倒的な気象学の知識と勘を持つストームチェイサーのケイト。彼女は学友たちと共に竜巻を消滅させる研究をしていたが、危険を顧みないやり方で仲間を亡くしてしまう。それから5年後……。気象局で働く彼女のもとにかつての仲間ハビが現れ、故郷で発生している巨大竜巻の調査に協力を仰がれる。現場へと赴いたケイトを待っていたのは、「竜巻カウボーイ」を名乗る謎のYouTuber、そして連続発生する超大型竜巻との命がけのバトルだった……というおはなし。
・面白い!!!前作『ツイスター』と同じようにテンポ良く次々と大型竜巻が発生し、盛り上がりは常に最高潮。初っ端からとんでもないレベルの竜巻が襲い来るので、これ以上あるの!?と思っていると、街一つが消し飛ぶくらいの竜巻が何度もやって来る。すごすぎ。前作の良い部分を引き継いだ上で、それを超えてやろうという気概が感じられた。
・ケイトの持つ勘と知識が超人的だから予測が完璧に当たり、一切の無駄なくハイペースで竜巻を登場させられるというシステムには心地よさすら覚えた。竜巻を見せる映画なので、「空振りでした」なんて展開はいらないんだよな。
・前作で軸になっていた「竜巻による被害を少しでも減らす」という部分もフォーカスされていて、ちゃんと"災害"という視点で竜巻を見据えている。壊滅した街と被災した人々も描かれるので、竜巻を消滅させるため命をかけるケイトたちを応援する身にも当然力が入る。
・キャラクターも魅力的で、誰一人欠けることなく終わってくれ〜〜!!と祈っていた。全員、人々を救いたいと思う善性と、竜巻を追うことに情熱を燃やし心奪われているクレイジーさが同居しているのが良い。
・4DX自体は数回体験したことがあったのだけど、『ツイスターズ』はこれまの比にならないくらいガッタンガッタン揺れまくり、風吹きまくり、雨降りまくりでめちゃくちゃ楽しかった。2時間ずっと絶叫マシンに乗っている気分。『ツイスターズ』の正式な鑑賞方法は4DXです!と定めて良いとすら思う。
・今回は4DXに加えて、正面のスクリーンの他、左右の壁にも映像が投影される「ScreenX」というシステムも体験でき、これも没入感が増して良かった。竜巻のシーンの直前になると左右の壁にスッ……と映像が映し出されるので、来るぞ……来るぞ……と気持ちがアガる。
・これは本当にULTRA 4DXで観て良かった。
・辛い麺のやつを食べた。見た目ほど辛くはないのだけど、乗っている粉でむせてしまい、違うんです……辛くてむせてるんじゃないんです……と弁解の目を周囲に送った。
・竜巻みたいな雲もあり、大変ツイスターでございました。