🏠牧水ゆかりの地と歌碑をめぐる[画像集]
(Ver.2)
前回からかなり日があいてしまいました。
2019年9月、台風15号通過の数日後に、山梨県→静岡県沼津市へ。
家族には「沼津港深海水族館」へ行ってもらい、一人で若山牧水記念館を目指しました。
↓ 地図の河口左側、港口公園から海岸沿いに歩いていきます。
海側からは松に隠れて目立たないのですが、上の「潮の音プロムナード」地図のそばにあります。
一本裏側(文学のみち)が正面入り口です。
訪れたのは偶然命日(9/17)の直前で、亡くなった歳も今の自分とほぼ一緒です。最後の最後まで(薬としても)酒を欠かさなかった牧水。愛用の盃も展示されています。
これまでははるか遠い世界の歌人というイメージだったのですが、記念館で彼の人間的な面を知り、より身近に感じることができました。
↑ 撮影可ということでしたが、掲載に差し支えありましたらお知らせください。
鉄柱の後ろに富士山が・・・・・・
沼津の海、空、山、そして延々と続く松原を眺めていると、彼がこの街に居を構えようとした気持ちがわかります。
海岸をさらに西へ行き、松に囲まれた千本浜公園へ。この図にないものも含め、たくさんの歌碑・句碑・詩碑があるのですが、今回は割愛します。
家族と合流し、沼津港へ寄った後、牧水のお墓のある乗運寺をお参りしました。駐車方法がわかりにくいので記念館で確認するといいかも。
さて、ここまで来たなら、もう一つ歌のスポットに足を延ばさなくては。
沼津の隣の富士市にある、「ふじの国田子の浦みなと公園」。
シンプルな無料公園ですが、山部赤人に関する碑があります。
ところが、着いたのは閉園の20分前。富士山も重い雲の中です。
↑ 石碑の裏に何かいる・・・・・・
その代わり、神秘的な田子の浦の姿に出会うことができました。
歌の生まれる場所には、やはり歌いたくなるような光景があるのだな、と感じた小旅行でした。
<追記>
和歌に出てくる田子の浦は、公園から10km以上西の方です(静岡市清水区)。
おまけ:新東名高速道路・駿河湾沼津SA(上り)にて。