私なんで体育嫌いになったんだっけ⁈
私はサッカーJ2ブラウブリッツ秋田の傘下にできた育成のためのバレーボールクラブの代表兼指導者をしています。
私はバレーを始めてから44年になり、ある程度のレベルでバレーをやってきて、一応体育大学も出ています。
にもかかわらず以前にも書いてましたが、実は私、小学生の頃体育が大嫌いでした。
まず、鉄棒が苦手で逆上がりができない、体が硬くてマット運動が苦手、走るのもそれほど速くなく、持久走なんて苦しいからビリじゃなきゃいいか。
敵味方が入り乱れてコンタクトがあるバスケも怖いしなぁ。
ドッチボールなんてもうただただ怖い。
そんな感じです。
でも、一番苦手だったのは水泳でした。
実は水泳には苦い思い出があります。
小学生の頃の担任の先生は中年の女性だったのですが、ものすごいスパルタな先生で、授業は時間割通りにはさせてくれず、ほぼ毎日算数と国語。
宿題は毎日山のように出され、毎日のように罵倒されていました。
その先生が時々思いついたように体育の授業をやるので、恐怖でしかないわけです。
ある夏の日の体育は水泳でした。
ただでさえ苦手だったのに、途中で頭が痛くなって先生に「頭痛いです」って言いにいったら、なぜか怒られてみんなが見ている前で一人で泳がされました。
今もあの水の中の『ゴボゴボゴボ』という音は一生忘れられません。
それから、水泳の話とは別の話になりますが…。
若い男性の先生が担任だった時は、私跳び箱の上で前転する台上前転がなかなかできなくて…。
でも、できるまで頑張ったんです。
なのに、その学期の通信簿の体育の成績は…
なんと、『2』でした(5段階中)。
努力は報われるとは限らないってことだったんですかね…トホホ。
これ、ネタでもなんでもなくて、本当の話です。
もうね、体育が大嫌いになる要素が満載でしょ⁈
ただ、私はジャンプ系や外で遊ぶのは嫌いじゃなかったんです。
当時流行っていたゴム跳びや、石蹴り、それとアニメ『アタックNo. 1』の真似をして風船でバレーやっていました。
それがバレーをやる基礎となりました。
子どもは強制されてやらされていることは好きにはなりません。
これは私が身をもって経験したことです。
私のような子どもが少しでも減ってくれたら、小学校に上がる前に体育に苦手意識を持って欲しくないと考えて、6年前に『秋田クラブキッズ』という幼児の遊びサークルを立ち上げました。
体育館での子どもたちの自由な発想で創り出す遊びと、時々水泳と冬はスケート。
テーマは『屋根のある公園』でした。
今はブラウブリッツ秋田のファミリーとして『ブラウブリッツ秋田スポーツスクール』という名前で引き続き活動しています。
そのスクールのプログラムは主にコーディネーショントレーニングですが、それと一緒にちゃんと水泳やスケートも組み込まれています。
子どもたちが体育が好きになって、小学校に行くことを楽しみにしてほしいって願っています。
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