バレーが大好きになった訳
私はサッカーJ2ブラウブリッツ秋田でバレーボールクラブの代表兼指導者をしています。
noteには私がバレーボールを通して経験して感じてきたことや子育てで学んだことなどを綴っています。
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さて、前回までのお話を通してお分かりかと思いますが、もう二度とバレーには関わるまいと心に決めるまで、私は様々な経験をしてきました。
大学を卒業して秋田に戻り、普通にお勤めしてバレーとは全く無縁の生活をしていたある日、高校時代のとっても怖かった先輩から突然電話がかかってきました。
「ちょっとあんた秋田に帰ってきたんだって⁈」
「今週うちのチームの練習あるからそこに来て!」
有無も言わせぬ先輩に対し、全くもって「イヤダ」なんて言えませんでした笑
とりあえず、先輩の顔を立てて体育館にだけは行こう。
一回だけなら練習してもいいか、その後断ればいいし…。
そんな軽い気持ちで体育館に向かったのでした。
私真面目なので(笑)体育館に少し早めに着いたのですが、既に自主練している人がいました。
その人がとても明るく楽しい人で、かなりウェルカムしてくれて、本来人見知りなはずの私が気がつけばすんなり練習に溶け込んでいました。
一応それなりのレベルでかなり鍛えられてきたので、プレーそのものはすんなりできて、むしろ余裕さえありました。
それより何よりも驚いたのは、そこにいるみんなが笑いながらプレーしていることでした。
私今まで、こんなに笑いながらバレーをしたことがありませんでした。
『こんな世界があったなんて…』
大袈裟かもしれませんが本当にそう感じました。
あと、正直言って「私ってもしかしてバレーすごくできるんじゃないのかな?」そういう気持ちになりました。
今まで味わったことがない優越感というものです。
自己肯定感がずっと低かった私はここでようやく自分を認めるということができた気がします。
ずっと嫌いでやらされてきたバレーボールを改めてすることで、初めて自分を認めることができた瞬間でした。
そこからずっとバレーボールの魅力にハマっています。
実は夫とも秋田でバレーをしたおかげで出会いました。
もはや運命ですね笑
結婚してからの子育てについてはまた次の機会に…。
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