コロナに負けない!反骨精神があるか

時代の流れにも抗う反骨精神の持ち主

「武器は走りながら拾え」の著者、高橋克明さん。生きるか死ぬかを懸けてスタートしようと日刊無料新聞の創刊直前に、事件が起こります。

それは、イラク戦争。

無料新聞なので、収入源はスポンサーが出してくれる広告費。しかし、戦争のような地政学的リスクが発生すると、多くの企業は広告費を減らす。そこで、高橋克明さんに出資した人から「創刊日を延期しよう」とう提案されます。

誰が見ても、【延期】は妥当な判断。だって、【日刊紙】なんだから、資金がショートしたら、ジ・エンド。その言葉を聞いた高橋克明さんはこう答えます。

ふざけるな!テロやフセインごときに、オレらの夢、邪魔されてたまるか!

いやいやちょっと待ってよ。テロや戦争とあなたの夢、どちらがデカいんですか?

普通の感覚の人なら、そう尋ねるでしょう。でも、高橋克明は違った。

テロや戦争よりも、オレらの夢の方がどでかいんだ!

命かけて仕事していると、こういう思考・発想・感覚になるんです。だから、世界の中心ニューヨークで、今まで誰も成功できなかった、無料の日刊新聞を成功させることができたんです。

あなたには、高橋克明のような、反骨精神はありますか?

コム・デ・ギャルソン

そして、今回新たにご紹介するのが、日本を代表する世界的なラグジュアリーブランド「コム・デ・ギャルソン」のデザイナー、川久保玲さん、78歳。

1982年のパリコレクションでのビリビリに破られた黒ずくめの服。女性のきらびやかを強調するヨーロッパにあって、その美意識を覆す衝撃的作品に【黒の衝撃】とよばれた。

発表直後は、マスコミからの大バッシング。しかし、川久保玲さんは、退屈なファッション界への反骨を形にした。

それ以降、世界的なファッションデザイナーとしての地位を確立し、2017年、メトロポリタン美術館の博覧会テーマに選ばれた。存命中のデザイナーが展覧会のテーマに選ばれたのは、モードの帝王、イブサンローランに続き2人目という快挙。

服で勝負

デザイナーの多くはマスコミに登場し、それぞれの服のコンセプトを高らかに語るもの。しかし、川久保玲さんは、真逆。ほとんど、いや全くマスコミの前にはでない。

その理由は、自分のコンセプトは、言葉でなく、服で表す。

デザイナーの山本耀司さんもこんなこと言っていた。

自分の服では、女をカッコよくはできない。カッコイイ女は、何を着てもかっこいいから。

自明の理を言われたようで、ショックを受ける人が多いと思うが、ここで言う、「カッコイイ女」とは何か。決して、外見的なものではないはず。

どんなに外見が綺麗でも、自分をもたない女は、決してカッコよくない。その意味でも、川久保玲さんと山本耀司さんは共通した美意識がある。

コロナ禍でのコム・デ・ギャルソン

そんな中、川久保玲さんが、新しい服を発表した。タイトルは「不協和音」。違う素材や違うデザインを結び付けることで、新たに生まれる不協和音を新しいエネルギーに変えようとするもの。

そして、今までマスコミに登場しなかった、川久保玲さんが、コロナ禍のいまだからこそと、マスコミのインタービューに答えた。

そして語った言葉が

コロナの不協和音を心地よくしたい。制限され、できない事が多くなると、その状態に慣れてしまい「これでいいか」「しょうがないか」とになれのは危険
これをチャンスと捉え、前に行くパワーにしなければいけない。人間は厳しい状況になればなるほど、それをバネにして前に行くパワーが付く

正に、反骨精神。78歳にして、反骨精神は益々盛んになると、川久保玲さんは言う。

強い意志を持ち続けた人だから、神様に好かれ、強運を授けられ、成功することができた。

あなたは、神様に好かれ、強運を授けてもらえる人でしょうか?

コロナ禍の時代だからこそ、チャンスと捉え、前向きのパワーを感じた人は、必ず、強運になって、大きな成功を掴めるはず。

強きで、積極的に、行こうじゃありませんか!!!


川久保玲のインタビューは、こちらから


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