今夜はクリスマス
クリスマスはキリストの誕生日
今日は12月25日、言わずと知れた、クリスマスです。
では、クリスマスってなんの日でしょうか?
こんな質問をすると、「キリストの誕生日」と答える方が多いかと思います。実際、教会とかカトリック系の学校では、馬小屋のジオラマが飾って会ったりします。
しかし正解は、「キリストの降誕祭」ですね。平たく言うと「誕生祭」。つまり、「キリストが生まれたことを祝う会」で、別にこの日に生まれたわけではないんです。
実際、キリストの誕生日は不詳で、10月という説もあります。
では、なぜこの時期かと言うと、12月22日ごろの「冬至」に冬のお祭りを昔からやっていて、それに「キリスト教もあやかった」というのが俗説です。
冬が長いヨーロッパでは、冬至が最も夜が長い日なので、そこから先は、どんどん日が長くなるという、ある意味復活祭的な意味合いがありました。
なので、この日をお祝いしたんだと思います。
余談ですが、うちの娘は二人とも、カトリック系の中高一貫校に通っていました。12月20日ごろには、教会でミサがありました。
そんな娘たちでも、12月25日を「キリストの誕生日」といってました。
美味しいものは人を幸せにする
今年はコロナの影響で、街角のイルミネーションは少し寂しそうでしたね。街に繰り出す人影もまばらで、寂しいクリスマスのようでした。
しかし、そのおかげで、ご家庭で楽しいクリスマスを過ごされた方も多いのではと思います。
普段は、家にいないお父さんも、今年ばかりは家族揃ってクリスマスをお祝いする、なんてことが多かったのではと思います。
我が家も、久しぶりに家族揃ってクリスマスイブをお祝いしました。
というのも、下の子は合唱部に所属しており、この時期は、クリスマスコンサートで、とあるホテルのロビーでクリスマスソングを歌っていました。
今年は、部活も引退したので、ようやく家族揃ってクリスマスイブを迎えられたということです。
私自身、クリスマスが大好きで、美味しいお酒と美味しい料理が楽しめる、本当に大好きなイベントです。
人間、美味しい料理やお酒をいただくと、本当に顔がにやけるです。
人間正直な生き物だなと、再確認する瞬間でもあります。
久しぶりに一家そろってのクリスマスということで、今年は、美味しいシャンパンとチーズを揃えました。
はい、クリュッグとモンドールです。
クリュッグの泡は本当にきめ細やかです。
最高のシャンパーニュとチーズ、そしてキャビア。もうたまりません。
デザートは、クリスマスらしく、Noël ノエル(フランス語でクリスマス)です。
大切なのは【誰が】
我が家では、アルコールを飲むのは私一人。なので、今まで高いシャンパーニュは、もったいないと思って飲んでませんでした。
まあ、セカンドワインぐらいまでです。
ところが、ある方からのアドバイスでその意識が変わりました。
それは、「あなたの人生で、大好きなクリスマスはあと何回ありますか?」「せっかくなら、美味しいワインを飲みましょう!」この一言で、セカンドワインから、ファーストワインにチョイスを変えてわけです。
この言葉を言われたのは、現在フランスブルゴーニュで、自らワインを手掛けている日本人の方です。お名前は、久留馬 啓さんです。
多分、別の人が同じことを言っても、私には響かなかったと思います。
でも、ワインに命を懸けてい久留馬さんだから響いたのです。
同じ商品を勧められても、成金で高いシャンパンを毎日飲んでる人の言葉だったら、絶対に心が動かなかったでしょう。
でも、ワインに命を懸けている人の言葉は、圧倒的に違います。
コロナの時代、より大事なのはその人自身です。
あなたがいいというのなら買いましょう
そういう時代になっていきます。
単なる得意・不得意とかではなく、心の底から大好きで、熱があろと、眠たかろうと、いつでもやる気のスイッチが入る物事がある人に、人々は集まる時代です。
来年の目標
みなさんは、来年の目標を決めましたか?
新年の目標にはルールがあります。
・今年の延長上にないもの・とてもできそうにないぐらいスケールが大きいもの
・考えるよりも、自然と降ってきたもの
・国のため、人のために、地球のためになるもの
要は、今やっていることの延長線上にあるレベルのことでは、誰も協力してくれません。「お前本当にやるんか?」「そんなことできるわけないだろう!アホちゃうか?」というレベルの目標を立てることです。
なので、そんなスケールの大きいことは、考えて思いつくレベルではなく、天から降ってきたようなものになるはずです。
そして、それは、私利私欲で達成したいものではだめで、日本のため、世界のためになるようなレベルでなくてはなりません。
来年の目標が決まった人も、そんな視点で今一度見直してみて下さい。
ということで、私の来年の目標です。
アメリカ、カリフォルニア州にワイナリー用のブドウ畑を購入することと、アメリカで認められる日本酒を作るための田んぼの購入です。
それって私利私欲じゃない!と言われそうですが、基本、「日本の伝統文化の世界進出」であり、「有機栽培のワインの普及」であります。
ということで、あとは全力でやるだけです!
では、皆さま、よいクリスマスをお過ごしください。