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《楽しむことのチカラ》パフォーマンスに涙した時に感じたもの
8/31〜9/1にかけて、日本テレビ系列では「24時間テレビ」をやっていましたね。
学生時代に演劇をやっていたせいなのか、「泣かせにきたな!」と、お涙ちょうだいモノには身構えてしまうことが多い私です。
年々ゆるくなる涙腺
とはいえ、年齢を重ねるごとに涙する場面は増えています。
動物モノに始まり、子どもを授かってからは子どもモノ、最近は親子モノにも泣けてしまいます。
過去を思い出しているんですね。
楽しかった、苦しかった。あるいは、同じように思っていた。
そんなふうに共鳴・共感をして、涙が溢れてきます。
楽しむ・ひとつのものに向かう姿に涙する
そして、昨日はもうひとつ。
ダンスパフォーマンスや、吉本新喜劇を見て喜んでいる女の子の姿にも心が震えました。
障がいのある方たちの、そうとは思わせないようなパフォーマンス。
新喜劇を食い入るように見て、好きな役者さんやゲスト出演者に驚いて感動している女の子。
みんなみんな、その中に入りこんで、すごく楽しんでいた。
視線を合わせ、息を合わせ、うまくいくか・やれるかなんて、そういう気持ちもなく、ただ心と身体の赴くままに、表現をしていた。
そこに居れることが楽しい、嬉しい。
すごく面白い、素敵、最高!その気持ちも隠すことなく、素直に外に出していた。
そのことに、心が震えるのを感じていました。
素晴らしい、なんて素晴らしいのだろう。
私も、ここへ行きたい。
こんな場所で、心通い合う人たちと、心震える時間を過ごしたい、共有したい。
そう、強く思ったんです。
心から楽しむことは、思いもよらないパワーになる
音楽、ダンス、演劇…
どんなパフォーマンスにも、エネルギーが宿っています。
(失敗しないように、間違わないように…)
表現する者は必ずと言っていいほど、その壁にぶち当たるでしょう。
そして、他の人と自分のレベルを比べては落ち込み、表現することを躊躇ってやめてしまう人もいるはずです。
かくいう私も、その1人です。
でも、だからこそ思うのです。
自分はあそこには行けないのだと、後ろに下り、遠くからその世界を眺めていたからこそ、思うこと。
楽しんでいるところには、無限のパワーが溢れている
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人を巻き込む、惹きつける。
「自分もやってみたい」という想いを抱かせる。それはその人の中に眠る可能性を拡げることにもなる。
心を動かされた人は、自分の中にあるもの、隠していたものに気づき、新しい自分を知ることになる。
表現できた喜びと、それに触れた人に感動を与えられたことを知った時に、自分には力があるのだと感じ、それがまた新しいパワーになる。
そうやって、目には見えないチカラが巡り巡っていくんだな、と思います。
振り幅が大きくて持て余しがちな私自分のエネルギーも、楽しむパワーに変えていきたいと思わせてくれた、素晴らしいパフォーマンスに感謝感謝です。