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NZの永住権をとった(とってくれた)話
いつか書こうと思っていたことをようやく。
我が家は3人と1匹家族
私(30歳)
夫(30歳)
娘(2歳)
犬(4歳)
私は10年前にオーストラリアのメルボルンとシドニーにワーホリをしていて、その帰りにニュージーランドを旅行した。
オーストラリアに住んでた時はここにずっと住みたい!なんて思わなかったのに、ニュージーランドでの1週間ほどの旅行は本当に感動の嵐で、絶対いつかここに住む!特に老後!死ぬときはここや!と思った。
時は流れ就職を日本でして、旦那と出会い、付き合う前から私はいつかNZに住むから。と宣言しており、少しずつ貯金をして計画をして、目標だった一級建築士もとり、娘も生まれコロナも明け、よし!行こう!と今年の5月に来た。
NZにはstraight to resident という制度があり、簡単に言うと
・国が指定した国内で不足している職種に限った仕事をGET
・国が指定した年収ラインを越えていること
・国が指定した役職以上のポジションであること
・IELETS6.5以上であること
の全てを満たせば、年齢や学歴や経歴、その他なんの条件もいらずにいきなり永住権を申請できる制度。
ラッキーなことにこの制度は去年かそこらからちょうど始まり、
更にラッキーなことに旦那氏の職業がちょうどその国指定の職種に該当。
(建築士はなかった。でも現場監督ならあったよ。旦那はIT職のマルチメディアスペシャリストというカテゴリーにギリ該当)
そしてこれは旦那の実力と運で、日本からの就活で上記条件を全て満たす仕事のオファーを獲得した。
そしてそのまま日本から旦那の永住権申請。旦那はNZに住んだこともないのにすごい話だ。
そして私たちは犬の輸送の関係で1か月遅れての合流で観光ビザで入った。
そして家族分の永住権はその1か月後の6月に降りたので、観光ビザから永住権に切り替え。
本来だったら私が現地の大学に行き卒業ビザをもらってワークビザをもらって、って計画してたから多分最短でも4-6年くらいかかっていたであろう道のりを、2カ月で通り過ぎた。
どの国もビザの条件は毎月のようにコロコロ変わる。
だから今はもう内容が違うかもしれないし、このビザ制度自体いつなくなるかもわからない。(ちなみにお隣のオーストラリアにはこんな飛び級みたいなビザはない。)
そして確実に言えることは移民大国と呼ばれるアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドは全て年々移民の数を制限しており、今後ますます移住は難しくなるということ。
ビザの条件が優しいうちに身軽に飛び込めるかどうかが、すごく重要だと思う。
偉そうなことを言ってるが私の実力ではないので、旦那様様様。
たとえ職種のカテゴリーに建築士があったとしても自分には無理だった。ハイスペックでイケメンでイクメンの旦那に感謝(とにかく褒めておく)
ちなみにプチ情報だが、我が家は永住権の申請準備よりも、犬の輸送準備のほうが大変だった。ニュージーランドは世界で一番動物の検疫が厳しく、かかった値段も100万を超えた。。もしペットを連れてこようとする人がいたら人間よりも念入りな準備が必要なので注意。