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マウイの大地は壮大だった。 空もとても広く、毎日雲の様子が変わった。 変わらないのは、果たしなく金黄色に染まった草。死を示す砂漠のように見えて、手前に命の源である海が広がっているにもかかわらず乾いていく大地に違和感を覚えた。
今回のドキュメンタリーは、マウイの今後を想像する要素が大きい。 今、目に見えないものを映し出すにはどうすればいいのだろうか? 現実を映し出すドキュメンタリーに、どのような形で希望的要素をはめ込めるのであろうか? そもそも、希望は必要なのだろうか。