〈参考〉モロッコひとり旅の持ち物
先にモロッコをレンタカーで巡るひとり旅をした投稿をしました。
その旅に持っていってよかったもの、必要なかったものなどを書きます。
これからモロッコに行ってみようという方に少しでも参考になれば。
(なかなか、男性の旅の持ち物を書いたものって見かけないし)
バッグについて
8泊9日で荷物はそれなりに多かったけど私は
ボストンバッグとリュックサックで行きました。
ボストンバッグは預け入れ手荷物用。
リュックサックは機内持ち込み手荷物用。
海外に限らずまた短期でもキャリーバッグを使うという方が多いと思うけど、
私はふだん部屋にどかんと置いておくのが嫌でキャリーバッグを持っていない。レンタルしてもよいのだが、そもそもそんなにキャリーバッグに利便性を感じておらずボストンバッグにしました。
(キャリーバッグを使うのが小っ恥ずかしいという思いも‥(なんで?))
ボストンバッグは空港でラッピングしてもらったが、
カサブランカではきつきつにラッピングされてバッグが半分くらいの大きさになってしまい、中のお土産がつぶれていないか心配した。(大丈夫でした)
ボストンバッグにはTSA錠をいちおう付けていたが、ラッピングサービスを使用するなら要らなかった。
リュックサックは街歩き等でも使用するため少し小さめのもの。
あと、現地で荷物が膨れてしまったとき用に大き目のエコバッグを持っていったけど使いませんでした。
衣類について
時節柄かさばる衣類はなかったけど汗っかきなので、
シャツやインナー、タオルは多く持っていきました。
但し、基本はいずれも現地で捨ててくる想定で古くなったもの安価なもの。
(バッグにお土産スペースを確保するため)
下は行くときから履いていたジーンズ1本とあわせて短パンを持っていきました。
靴はサンダルを履いていき、別に砂漠用にスニーカーを持っていきこちらは使用後現地で捨ててきました。
サンダルは普段から車の運転含めて使用しているもので、パカパカするものではなく足にフィットするもの。
スニーカーは3Dプリンターで作られたのだろう安っすいものをAmazonで購入。(短期使用にはまったく問題はなし)
圧縮袋に入れて養生テープでぐるぐる巻きにして持っていった。
あと、宿にはスリッパがないので、ぺらぺらの使い捨てのものをいくつか持っていくとよいです。
私は普段から眼鏡をしているが、運転時と砂漠ツアー時用にサングラスを持っていった。
眼鏡のスペアにもなり安心感があった。
砂漠ツアーの際には、強い陽射しと砂から頭や口鼻を守るためにヒジャブ(ストールのようなもの)を現地調達しておくとよいです。持っていればツアーの方が巻いてくれます。
私は持っていなかったが、夕方からのツアーで陽射しは和らいでおり風も穏やかだったので問題はなかった。
ひとりではないと着るものに気を遣い、また映えを気にする方には難しいかもしれないが、捨ててもよい衣類で済ますのはお土産スペース確保には有効です。
日用品について
ティシュペーパーは外箱レスで小さめサイズ200組のものを2つ持っていった。
4つの宿に泊まって部屋にティシュがあったのは1つ。トイペはすべてであった。
幸いというかお腹を壊さず宿・空港以外のトイレで紙を必要としなかったので、結局のところ200組1つのうち3分の1もあれば充分ではあった。
(モロッコではトイレでトイペを流せないためティシュで事足ります)
ウェットティシュは、料理店ではもちろん飛行機内でも活躍します。
食べる前はともかく食べた後に手がべたべたというのは気持ち悪いですから。
消毒用アルコールを持っていく方はPETではなくポリエチレンのボトルに入れる必要があるので注意です。
汗っかきの方はボディシートが必須です。(私です)
髭剃り後の顔にローション代わりに拭いたりもしました。(用途としては間違っていると思うが)
無印の日焼け止めシートを砂漠ツアーの際にはいちおう使用した。
べとつかずにおすすめ。
ボディーソープ、シャンプー、コンディショナー。
宿にはサンプルであるような小袋入りが置かれていることもあるけど
ミニボトルに入れるなどして持っていったほうが無難です。
ハンドソープはまず宿の部屋にはあるけど独特の香り。
気にせずに使うか、ボディーソープで代替するか、こちらも持っていくか。
洗剤もミニボトルに入れて、丸めた針金ハンガーとあわせて持って行ったが洗濯は結局しませんでした。
代わりではないが、A2Careという消臭除菌液をスプレーミニボトルに入れて持っていきジーンズなどにシュッシュしていた。
歯磨きセット、髭剃り器は必要です。
宿にアメニティには期待しないで。
ビニル袋はごみ袋や荷物の小分けになど多めにあったほうがよいです。
緩衝材として、クラフト紙(Amazonの箱によく入っているやつ)などがあればお土産の整理や保護に役に立ちます。(現地で新聞を買ってもよいが売っているところを私は見なかった)
養生テープのミニ巻きもあると便利。
懐炉と冷たい懐炉。
砂漠では昼間は熱くても(暑いよりしっくりくる)、未明はぐんと冷え込むので懐炉はあると安心。
冷たい懐炉はなくても問題ないが、熱中症っぽくなったり微熱があったりしたときにはいいかも。私はただ捨てるのがもったいなくてほぼ意味なく使いました。
日用品も基本は最後すべて捨ててきます。
薬について
薬は人それぞれだと思いますが、普段のものを持っていったほうが安心できます。
私は帰りの飛行機で腰が痛くなりトランジのアブダビでドラッグストアに寄ったのですが、日本のように鎮痛剤の種類が豊富ではなくサロンパスしか売っていませんでした。そのため臭いで周りに迷惑をかけることに。
(サロンパスが悪いわけではありません! なお、世界No.1ブランドのPOPが掲示されていました)
薬ではないですがのど飴的なもの、
無印のシュガーレススーパーミントタブレットがよかったのですが終売になってしまったため、
龍角散のどすっきりタブレットを持って行きました。
デバイス関係
私のスマホはiPhone。宿・車・飛行機での充電のため
USB-A ― USB-C・Lightning・Micro USBの3股ケーブル
AC ― USB-A変換プラグ
AC海外用変換プラグ(CとSE。両方必要でした)
シガーソケット― USB-A変換プラグ
USB-A延長コード(必要なかった)
モバイルバッテリー(必要なかった)
そしてスマホホルダーを持っていきました。
なお、旅行記でも書きましたが、
iPhoneにはモロッコテレコムのeSIMを導入していました。
デバイスは生命線であるため
必要なものを忘れないようにしましょう。
その他の雑品
サハラ砂漠の砂を入れるためのボトル。
砂漠に無印良品のボトルを持って行き砂を入れて持ち帰りました。
首からかけるパスポートケース。
煩わしく少し恥ずかしいが、ひとり旅では常に身につけておきたい。
国際運転免許証(パスポートよりも一回り大きい)も入るサイズを用意した。
首からかけるスマホストラップ。
こちらも少し煩わしいが、落下や盗難防止にカラビナですぐに外せるものを用意した。
砂漠での防塵用に念のため防水ケースも用意していたが今回は必要なかった。捨てた。
マグライト(懐中電灯)。
真夜中の砂漠をうろついたときに使用しました。(スマホのライトで事足りたかもしれないが)
ネックピロー。
長時間のフライトに耐えられたのはこれのおかげ?
分からないが首が痛くなることはなかった。
ニコレットガム。
煙草を吸う人なので、飛行機内で耐えられなくなったら噛むつもりで。
結局使わなかったが心の安らぎのため。
折り畳み傘。
要らないと思ったけどやっぱり要らなかった。
けど、いざというとき現地調達は難しいだろうから念のために安いのを買って持って行った。
もちろんこれも捨ててきた。
ボールペン。
入国カードは不要になっているが、
成田を退港するときに携帯品・別送品申告書を書く必要があった。
耳かき。
これいらんだろと言われそうだけど、砂漠ツアーの後の耳かきは気持ちよかった。
最後に備忘
エアコンは泊まった4つの宿すべての部屋に付いていました。
いっぽう、冷蔵庫は4つすべてで付いていませんでした。
お店や宿でドリンクを買っても氷は入っておらず、
缶・ボトル飲料を購入してもあまり冷えてはいなかった。
キンキンに冷えたドリンクが恋しくなります。
Wi-Fiは空港、4つの宿、砂漠のキャンプ地すべてで用意されていました。
但し、スピードが遅かったり、
部屋によっては電波が届いていなかったりします。
レンタカーを借りる際にはセキュリティデポジットが必要になります。
クレカで20万円弱ほどの買い物枠を確保されました。
車の返却の際にはセキュリティデポジットのリリース手続きを忘れずにしましょう。
そういえば、持ち物に地図やガイドブックがないのは、昭和の人間としては感慨深い‥。
以上少しでも参考になれば嬉しいです。