事業を始める際、税務に関する知識が不足していることが多く、様々な疑問や不安を抱えるものですよね!そのため最初に法人化した方がいいのか、個人事業主としてやっていった方がいいのか悩む方も多くいるかと思い、節税の観点から分かりやすく解説します!! 法人設立と税務 事業をこれからスタートさせていくとき、個人事業主として開業するか、法人を設立するかを選択する必要があります。 法人としてやっていくには、役場での定款の承認や登記簿への記載事項を考えたりと、めんどくさいことが多いですが、
税務のデジタル化がもたらす未来近年、AIやビッグデータなどの技術革新が進む中、税務分野においてもデジタル化の波が押し寄せております。従来の紙ベースの申告からオンライン申告への移行や、AIによる自動化など、税務のデジタル化は着実に進展していっています。このような変化は、税務行政の効率化や納税者の利便性向上だけでなく、更なる未来への可能性を秘めております。 1. 税務行政の効率化 税務のデジタル化は、当たり前ですが税務行政の効率化をもたらします。 オンライン申告の普及により、
消費者は「自分の気持ちを分かってくれている」と感じる商品やサービスを選ぶようになってきたと言われています。 「安い」「高機能」「カラーバリエーションがある」このように誰でも考えつくようなニーズを叶えただけの商品・サービスは、市場に溢れかえっており価格競争に晒されます。 だからこそ「なんか好き」「しっくりくる」といった、消費者本人が認識できていないほどの感情や想いを捉えた、新たな価値の創造と提供が求められています。 この消費者本人が認識していない感情や想いの正体が「消費者
ワークフローと内部統制!?ワークフローとは ワークフローとは、「申請」や「承認」など、企業におけるさまざまな業務上必要な手続きの流れのことです。統一したルールに従って業務ごとのフローを明確に定義していくことで、内部統制が強化されます。ワークフローシステムとは、業務上必要な手続きを自動化し、フローの明確化を実現するためのツールとなります。 内部統制との関係 ここでは、ワークフローシステムの導入が、内部統制へどのような影響をもたらすかについてご紹介します。 ワークフローシ
一般的に資金調達とは、投資家や銀行などの”外部”から資金を調達してくることをイメージしがちですが、大きくは内部資金と外部資金の2種類に分けることができます。 ①内部資金 内部資金とは、内部留保など企業内に蓄積された資金のことを指します。 企業が獲得してきた利益が中心であるため、利用しやすい資金と言えます。 ②外部資金 こちらが一般的にイメージされやすい、企業が外部から調達した資金のことを指します。 銀行などの金融機関からの借入金などによって資金調達を行うデット・フ
先週、スタートアップ企業を経営している友人と興味深い話をしました。彼はテック企業から多くのソフトウェアを購入していますが、どのソフトウェア会社も利益を上げていないことに気づいたと言います。彼は常に利益が出るビジネスをしてきたので、その状態は妙に感じると言いました。彼は、投資家から出資を受けても、毎回1年以内に事業で得た利益で全額を返済してきたそうです。 友人の話は、テック企業、特にベンチャーキャピタルから出資を受けるテック企業が自社で持続可能な利益を生み出さなくても、きわめ
予算策定の5つの目的私は予算管理を策定するにあたり主な目的は5つあると考えています。 立ち上げ当初の小さい会社では、必ずしも予算を策定する必要はありません。ただ、いずれは外部の投資家からお金を集めたり上場したりする過程や、社長が現場の事業責任者や部門責任者に権限委譲をする過程において、予算を作る必要が出てきます。 ①投資家への開示 1つめは投資家への開示目的です。上場したら決算短信や説明会資料に業績予想の数字を載せます。これが予算とイコールの数字になります。 ②社内の目
高成長企業には強力な財務組織が必要です。クルマ(または飛行機)を運転するには、何らかの計測器が必要です。最も重要なのは、それを使っていつガス(または電気)がなくなるかを知ることです。 財務上、必ず行わなければならないのは、請求書処理、給与計算、経費精算、帳簿や記録の管理といった経理にまつわる仕事です。これらは「やらなければならないこと」であり、そのために経理経験のある担当者を雇う必要があります。しかし、こうした仕事は私が考える財務の「過去を分析する」面でしかありません。
以前、友人と話をしていました。彼はあるとき、本当は手元にお金がないのにあると言い、そう言ってからお金を手に入れる方法を探して工面したと話していました。 彼の話を聞いて、マーク・マコーマックの「ハーバードでは教えない実践経営学」という本を思い出しました。支払うお金がないのに大型契約を取り付けて、それから資金調達の方法を探してお金を間に合わせたという話が度々出てくるのです。 マーク・マコーマックも私の友人も、今は手元になくとも、お金を工面できる自信があったのです。 私が大学
よくマーケティングや新規事業を計画する際など「TAM・SAM・SOM」という言葉を用いることがあります。 将来の「市場規模」をどのように推測するかや、ターゲットとなる市場規模を計る為によく用いられます。 実際に自分で手を動かして調べたり推察したりするとよく理解できますが、「市場」を知ることが自社の新規サービス・プロダクトの可能性を広げるアイデアにつながります。 新規事業の経営戦略において「市場が小さすぎる」と短絡的に判断するのではなく、その先の拡張可能性を含めて意思決定
ご存知の方も多いと思いますが、 SPAC(特別買収目的会社、Special Purpose Acquisition Companiesの略)がウォール街で大流行しています。SPACは上場している事業を持たない「空の会社」のことで、IPOで調達した資金を使って未上場の会社と合併します。 SPACは少なくとも30年前から存在していて、私はこれを投資先企業にとって流動性を得るための最後の手段として考えてきました。従来のIPOでは株式公開できず、M&Aの買い手も見つからない場合、S
上場企業は多くの 一般投資家から資金を預かって投資し、事業を成長させ、利益を出していかなければなりません。その為メリット・デメリットを確認し、何のために上場するのか考えていこうかと思います! IPO後の新たな責任とデメリットを確認上場するということはプライベートの状態からパブリックな状態になることを意味します。 上場企業は多くの投資家から資金を預かって投資し、事業を成長させ、利益を出していかなければなりません。 そしてその利益を株主および社会に還元していかなければなりません
新型コロナウイルスにより、実店舗を持たず、インターネットやデリバリーサービスのアプリ上にのみ存在する「ゴーストレストラン」が都内で急増しております。FC化も進んでおり、店舗よりも開業費が安く抑えられるとこに今後も加速していくのではないかと思っております。 しかし、同じ料理人が作っているのに複数の店舗を名乗る店があるなどの問題点も生じている為、ゴーストレストランは外食産業の新たな糸口となるか。具体的な事例をもとに見ていきたいと思います。 そもそもゴーストレストランとは? ゴー
タスク管理とは、ToDo管理とも言われ、仕事の作業を小さい単位に区切ったものを指します。 タスク管理は、個人のタスクを管理するものと、チームのタスクを共有し管理するものがあります。 個人のタスク管理は、スケジュール管理と進捗管理が中心となります。 チームのタスク管理は、チームメンバー及び関係者への進捗管理となり、全体のスケジュール管理やタスクの割り当て、進捗管理、リスクヘッジなど多岐にわたる管理が必要となります。 タスクを管理する方法 個人のタスク管理とチームのタスク管
みなさん『オズの魔法使い』を知っていますか? その原作は、米国の童話作家であるライマン・フランク・ボームが1900年に出版しました。その後は、ミュージカル映画としても有名になり、物語の詳しい内容は知らなくても、例えばその中で歌われる『オーバー・ザ・レインボー(虹の向こうに)』のメロディは聞き覚えがある方も多いのではないでしょうか。 オズの魔法使いからみた起業家の適正!?スタートアップ企業ですとCEOはアントレプレナーシップやベンチャーマインドを発揮して組織を引っ張っていく
スタートアップが高いバリュエーションで資金調達することには分かりやすいメリットがあります。より多くの金額を調達しつつも、株式の希薄化を抑えることができるので、自社の所有株式を多く保つことができます。 一方、できるだけ高いバリュエーションでの調達を目指すことにはデメリットもあります。 高すぎるバリュエーションで調達することのデメリットとは!?VC側から見ると、バリュエーションが低いほうが望ましいです。 そしてシード投資家の方々は最も早いラウンドで投資し、その後いくつものラウン