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海人族の星の記憶|私たちをつなぐもの

「海人族の記憶は 今を生きる私たちの深い源に繋がり、
西王母と東王父を知れば 地球の営みがわかります。」

いわゆる 歴史の教科書に
“ほんとうのこと”は
どれほどあるのだろう。

支配のための力を
掌握したい者たちは、
都合のいいように
記録を書き換え
時には 抹消さえしてきた。

事実や背景を知ること、
知ろうとすることまでもが
命懸けの時代があった。


口伝―。
“そのまま”を、
信頼できる人に託していく。
先人たちの
伝え残したい気持ち、
何としてでも
“ほんとうに大切なこと”を
未来へ繋げたいという
強い気持ちが伝わってきて、
胸が熱くなる。

時を経て…
今の時代だからこそ
聞くことのできる、
一族の末裔の渡会美枝子さんが
3歳から口伝されてこられた
海人族のお話を、

言葉を超えた表現として、
一音一音を大切に奏でられている
光晴さんの“音(響き)”と
祈りそのものである
妙香さんの“舞”、
そして 美枝子さんの
語りと唄とで構成された
『海人族の星の記憶』。


美枝子さんは、
聴きに来られた方が持ち帰って
それぞれ感じたことを
分かち合っていただけたら…
という想いで、
大切に手渡しできる範囲で
口伝えされていらっしゃいます。

芸能の起こりも
ここにあるのかもしれない。

 
目にはみえないもの。


多くの方々が生き方を
確認されているという物語。
守り続けてこられた方々への感謝と、
必要な場所・人へと
これからも届いてゆくことを願って―。

■渡会美枝子|わたらい みえこ
奄美の先人が大切に歌い繋いできたシマ唄を歌い継ぐ。
奄美の唄者 朝崎郁恵の門下 、東京奄美サンシン会で十年間 研鑽を積む。
宮島弥山大本山 大聖院、椿大社、比沼真奈為神社、加佐登神社、
葛木御歳神社、島根の熊野大社で唄を奉納、
伊勢神宮外宮で、シュタイナーのオイリュトミスト
はたりえ氏の舞に奄美の島太鼓チヂンで奉納。
最近では、近江楽堂・東京オペラシティと
室生山上公園芸術の森で行われた、
はたりえ氏が書き下ろした言舞劇
「イシスの路ーThe journey of Isisー1人1人の地球の永い永い物語」
なかええみ氏が書き下ろした星誕音楽堂での音楽劇「天儛ーTENBU」
飛鳥国営公園・キトラ古墳四神の館での
「星詠み人〜アサギマダラと天文図」に唄で出演。
またピアニスト渡会光晴の演奏と共に
宮沢賢治作品の音楽と朗読のコンサートを開催。
最近では叔父から受け継いだ海人族の古代から連綿と繋がる
海人族の話を各地でお手渡しするように口伝えしている。
暮らす飛鳥では、田植え祭や収穫祭で五穀豊穣の唄を歌い、
人と天然自然を結ぶ。
人が歌い踊る事に人間の原点を見出し、
大地に根差した食と共に唄あしび(遊び)の会を展開している。

■渡会光晴|わたらい みつはる
ピアニスト。飛鳥ピアノサロン主宰。
国営飛鳥歴史公園と共催で一年を通して
「星めぐりコンサート&星空観望会」を、
主催では、明日香の遺跡や古墳で、
天然自然の響きと通りがかった人の一音から生まれる
音楽を楽しむ試み「まほろばピアノ」を開催している。
奈良県の音楽イベント、ムジークフェストならに毎年エントリー。
2021年3月にCD「素粒子Elementary Particles」をリリース。
また、飛鳥坐神社、常谷寺、伊勢神宮外宮、星田妙見宮、
葛木御歳神社をはじめとする神社仏閣での御献奏。
最近はシュタイナーのオイリュトミスト
はたりえ氏が書き下ろした言舞劇
「イシスの路ーThe journey of Isisー1人1人の地球の永い永い物語」を
近江楽堂 東京オペラシティと室生山上公園芸術の森で公演、
なかええみ氏が書き下ろした「天儛ーTENBU」を星誕音楽堂で、
「星詠み人〜アサギマダラと天文図」を四神の館で共演、
その他演劇の音楽を担当。クラシックを軸に、
ジャンルを超えたアーティストとの活動を展開。
音の一粒一粒が本来の響きを
生き生きと発せられるようにと、奏でている。
・飛鳥ピアノサロン
https://www.instagram.com/asukapianosalon1122/



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柿内未央
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