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歌舞伎『紅葉狩』

2022年7月9日、国立劇場に、歌舞伎の『紅葉狩』を観に行ってきました。

今回の『紅葉狩』は、私にとってかなりストライクな演目でした。
簡単にストーリーを説明すると、平安時代の武将・平維茂による鬼女退治です。

前半の紅葉を見る宴では様々な踊りが披露され、最後は更科姫が二枚の扇をアクロバティックに使い、艶やかな踊りを見せます。
実は、この更科姫は戸隠山の鬼女。後半は本性を現し、平維茂との立廻りとなります。

「優雅なお姫様から、恐ろしい鬼へ」写真参照
私の中の1つの形・様式のように思います。
本当に感動して、拍手を惜しみませんでした。

以下は個人的な備忘録です。
・元々は、能『紅葉狩』が題材。
・文楽にもあり。
・歌舞伎としての作者は河竹黙阿弥。振付は名優・九代目市川団十郎。
・雪月花の舞
・最後、鬼が松の木にかけ登ります。鬼と平維茂の配置が絵になる感じでした。

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