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【囃子堂】東京公演鑑賞

今日は仕事帰りに、水道橋の宝生能楽堂で、【囃子堂】東京公演を観てきました。
囃子堂は、京都能楽囃子方同明会が開く演奏会形式の公演です。

まだ私は能鑑賞の初心者で、これまでの公演は、詞章を目で追いつつ舞いを観る形でした。
今回は囃子方を意識することが出来たように思います。素囃子、舞囃子、一調などの言葉、演奏形式も理解出来ました。
また、演奏を通して、様々な能の演目に触れることが出来たと思います。今日触れることが出来た演目は、『養老』『忠度』『小督』『三井寺』『松虫』『邯鄲』『熊坂』などです。

合間に、宝生和英さん、友枝雄人さん、谷口正壽さん、杉信太朗さんのクロストークがありました。
質問で、囃子方とは何か?京都の囃子方の特徴は?とあり、囃子方に目が向きました。
また、トークのあと『邯鄲』を舞う予定だった宝生さんの「楽しむ」という言葉が心に残りました。

箇条書きですが、他に感じたことをメモしておきます。素人目線ですみません。
・宝生さんの『邯鄲』は、能でストーリーを追ってみたいと思いました。
・友枝さんの『熊坂』は、その場にはいない義経を意識することが出来ました。
・素囃子の『水波之伝』『獅子』は、舞や地謡が無いこともあり、囃子方のパワーが伝わってきました。
・一調では、大島輝久さんの謳が印象に残りました。
・出演する方の名前を追って、まだまだですが、少しずつ流派も分かって来た気がします。少しずつ理解していきたいです。

本日は以上です。

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