【業務スーパー】の食材で「吉野家の牛丼」を再現する
FNNプライムオンライン「しらべてみたら」の業務スーパー特集をYouTubeで見ていた。
すると、60代男性が、業務スーパーの「牛バラ切り落とし」と「スライスたまねぎ」で、牛丼をつくると言っていた。(動画4:00あたり)
「この薄さと脂身(がちょうどいい)」
「とにかくこれは本当においしいです」
なるほど! と同じ60代男性の私は思った。
すぐに業務スーパーに走った。
牛バラ切り落とし(500g)690円(税別)
スライスたまねぎ(500g)158円(税別)
味付けをどうするかについて、情報がなかったが、業務スーパーですき焼きのわりしたを売っていたので、ついでにこれを買って来た。
ヤマサ「すき焼き専科」189円(税別)
合計、税別で1037円、税込1120円だ。
牛丼の肉の量は、並盛で1食80gだとネットにあった。
500gあるから、6食分になる。1食あたり、税込187円。それにご飯代20円として、1食207円。
吉野家の牛丼は、並盛が税込448円。
吉野家は牛丼の具だけを冷凍で売っているが、それも1食分400円くらいだ。
吉野家の値段の半分で牛丼がつくれる。
それにしても、なぜ「吉野家」なのか。
牛丼をつくったとしても、それが吉野家の牛丼になるとは限るまい、と。
それが、吉野家の牛丼になるのだ。
なぜなら・・ジャーン!
私は吉野家のどんぶりを持っているのだ。
これに牛丼を入れたら、吉野家の牛丼で文句はあるまい。
盗んだんじゃない。詳しくは忘れたが、いつかポイントを貯めてもらったのだ。
はい、それで、できました牛丼。
凍ったままのバラ肉とためねぎをフライパンに入れるだけ。チャチャっとできる。(バラ肉から油が出るので、油をひく必要もない)
どんぶりに入れて、それっぽいのが出来ました。
実は吉野家の湯飲みとレンゲも持っている。これも、せっせとポイントを貯めて、もらった。これまで使い所がなくて、食器棚の奥に眠っていたが、ついに登場の機会を得た。晴れ姿、胸アツである。
で、味の方だが、すき焼きのわりしたにだけ頼ったのは、失敗だった。甘すぎたのだ。
その反省を生かして、2回目は、わりしたを少なめにして、他のだしなどを加えて慎重に味付けしたら、かなりおいしいものになった。
業務スーパーの冷凍バラ肉は、たしかに牛丼にぴったりだ。自分のさじ加減で、大盛にも特盛にも、それ以上にもできるのは最高だ。
3食、並盛牛丼を食って、600円くらい。栄養的、ダイエット的にどうかは別として、「早い、安い、まあまあうまい」が家庭で実現できる。
子どもがいる家庭でも喜ばれるのではないか。
ただ、紅ショウガも買っておくべきだった。紅ショウガがないと、画竜点睛を欠いて、牛丼っぽさが出ない、と思った。