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67歳トリオ(安倍晋三、志位和夫、井上達夫)で防衛論争を!
昨日の毎日夕刊に、安全保障についての井上達夫(東大名誉教授)のインタビューが載っていた。
「我々がウクライナから学ぶべきは、国が侵略された時、その国民が本気で戦おうとしない限り誰も助けてくれないこと、なんですよ」
井上は安倍晋三の改憲論に批判的だが、同じようなことは、安倍もインタビューで言っていた。
「防衛に努めぬ国と共に戦う国はない」
そして、自衛隊違憲論の志位和夫が、「有事には自衛隊活用」と、また目立つことを言っている。
この3人は、同じ1954年生まれ、67歳の同年である。
誕生日順に並べるなら、
志位和夫(1954年7月29日生まれ)
井上達夫(1954年7月30日生まれ)
安倍晋三(1954年9月21日生まれ)
と、なる。
参院選に向け、日本の安全保障について、色々ゴチャゴチャ議論になるだろうが、なんとなく混乱するだけのような気がする。
国防という、国にとっての最重要問題に、いつまでたっても「国民的議論」が実現しない。
ここはひとつ、この3人だけで、防衛問題、憲法問題を徹底議論してもらって、それを見て国民に判断させるというのはどうだろう。
同じ日本人だ。立場や党利を離れて、胸襟を開き、日本人代表として真剣にやってもらう。
67歳は、知識経験ともピークの時期。
立場は違えど、憲法や防衛問題にずっとこだわり、発信してきた3人。
この3人の議論なら、国民的議論の代わりとして、納得感は強いのでは。
お互いにとっても、相手に不足はないはずだ。
この3人が同年であることは、前から気づいていて、編集者の現役時代から、鼎談を実現できないかと考えていた。
学問(正義論)の権威と、保守派の元首相と、左派野党最大の論客。
立憲的(リベラル)改憲論、保守改憲論、護憲論、のそれぞれ元締めと言っていい。
水と油どうしだ。
よほどの天変地異でもないと、一堂に会することはなさそうだ。
しかし、同世代、まして同い年ともなれば、お互い意識するものではなかろうか。
会わずとも、「同い年なのに、あんなこと言いやがって」とか思ってきたかもしれない。
同じ時代を経験してきて、話せば意外な共感や一致点もあるのではないか。
志位が委員長を辞めたあたりでやるのはどうだろう、と思っていたが、なかなか辞めないので、そのうち忘れていた。
ウクライナ戦争が起こり、やるなら今がベストだと思う。
私が現役の編集者なら、ダメもとで企画するけどな。
案外、実現するかもしれない。このアイデア、盗んでいいよ。