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キリスト教団とマスコミの同時左傾化

以前にも取り上げたことがあるけど、日本のキリスト教・プロテスタント派の左傾化を告発している、小林拓馬という人がいます。

彼のYouTubeチャンネルの番組を、昨日はいろいろ見ていて、考えさせられることが多かった。

とくに注目したのは、プロテスタントの左傾化と、マスコミの左傾化が、似ている点ですね。


キリスト者学生会(KGK)元総主事の大嶋重徳氏の左翼的思想が学生に与えた影響を証言します。(小林拓馬の裏クラウドチャーチNEWS 2024/2/13)


小林拓馬氏によれば、日本のプロテスタント主流派の日本基督教団は、もともとリベラルな傾向だったが、それに対して、少数派である福音派(聖書の言葉をそのまま真理と受け取る立場)はそれほど政治性がないか、どちらかというと保守的と思われていた。

しかし、2015年の「安保法制」をきっかけに、その福音派でも政治的左翼が影響力を持ち、それが、現在のLGBT容認などまで続いている、と小林氏は言います。ちなみに小林氏も福音派です。


同じようなことを、主流派の日本基督教団の中から告発していた人に、岩本龍弘氏がいます。


日本基督教団:左翼の温床(岩本龍弘 ドラゴン牧師チャンネル 2018/3/6)


上の動画は、2018年のものですが、日本基督教団が、やはり2015年の「安保法制」をきっかけに急激に左傾化したこと、それがショックで岩本氏が日本基督教団を抜けたことが語られています。


上記動画より


ここで岩本牧師が語っている、以下のようなこと、

「日本基督教団に左翼的な人たちがいることは知っていたが、半分はまともだろうと思ったから、所属した」

「でも、安保法制の時に、まともだと思ったいた半分も、実は隠れ左翼だったと知って、驚愕した」

これは、私が2015年ごろ、自分が所属しているマスコミに対して思ったことと、ほぼ同じなんですね。

私も、マスコミの半分はまともだろうと思っていた。でも、「アベガー」騒動では、みんな狂っていたのです。今もずっと狂っています。


小林氏は、当時、自分の所属していた福音派サークルが、シールズと共闘するよう促されたと語っています。

シールズのリーダー格、奥田愛基の父親は、ご承知のとおり、奥田知志というNPO界隈の大物で、プロテスタントの牧師です。

そのシールズを、朝日新聞がやたらと持ち上げました。


小林氏も強調するとおり、キリスト教徒個々人が左翼になるのも右翼になるのも自由です。

それは、個人としてマスコミ人や、個々の記者がどういう思想を持っても自由なのと同じです。


しかし、キリスト教信仰や、ジャーナリズムの仕事は、個々の政治的信条とはべつの価値観で動く世界のはずです。

左翼でも右翼でも、信仰は神にもとづくべきでしょうし、ジャーナリストは公正な報道の基準にしたがうべきです。


しかし、日本では、2015年あたりで、信仰も、ジャーナリズムも、組織ぐるみで政治的左翼に飲み込まれました。

それによって、安倍晋三元首相暗殺と、その暗殺の正当化までの世論が形成されていくのです。


キリスト教徒は日本で1%しかいないと言われます。

マスコミ就業者だって、日本人のごく一部です。


しかし、彼らは、その人口比の数十倍の影響力を、日本の世論に持っています。

前にも指摘したとおり、上級国民にはキリスト教徒が多く、日本の歴代首相にも10人くらいいました。

彼らが、民主的代表として許容される範囲を超えて、世論を動かしている。民主主義を超える位置から、日本をコントロールしている可能性を考えないわけにいきません。


いまの石破首相もプロテスタントのキリスト教徒です。

10年前から、着々と、石破が首相になる流れが作られてきたと言えなくもない。

アメリカでは、トランプ大統領就任で、保守派のキリスト教徒が勢いづくと言われていますが、日本では、政治的には逆なんですね。

統一教会攻撃にも、今の日本の主流キリスト教界の意向が働いていると疑えます。


宗教と政治、そしてメディアの関係を、改めて考えさせられました。

ちなみに、麻生太郎はカトリックです。


<参考>


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