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【選挙総括】「公明→国民」「共産→れいわ」の流れ 政界の消えゆく星たち

まあ、左翼マスコミの勝利、ワイドショー政治の勝利。ということですねえ。

辻元清美のにやけた顔を見てムカつく。

そのうえ、今朝は雨が降っていて、気分が落ち込む。


テレビと新聞を信じて、立民にドバドバ票を入れる60代、70代の高齢層がいかんわ。

同世代として恥ずかしく、情けないわ。


年代×比例投票先(TBS NEWS DIGより)


成田なんとかセンセイの言うとおり、高齢層はやっぱり集団自決しようよ。それが日本のためだよ。オレも死ぬからさあ。



でも、明るい側面もあった。

国民民主の躍進は、何よりいちばんよかった。これはメディアに操作されてない票だからね。


中道保守の票は、公明から国民に移っている。

そして、極左層の票は、共産かられいわに移っている。


公示前議席 → 獲得議席

公明 32 → 24
国民  7 → 28

共産 10 →  8
れいわ 3 →  9


必ずしも各党の得失数は付合しないけど、そういう流れが見えた選挙でした。

かつての固い「組織票」が縮小し、票が流動化して、より若い党に流れている。

公明と共産は、高齢化し、時代遅れになり、日本の政界の中で、役割を終えつつある。


「野党共闘」しなくても、立民が大勝したことで、共産党の意味は「左」の中でも小さくなった。


マスコミは、公明が、自分たちのいう「裏金議員」を推薦したから票が減った、と言いたがるだろうけど、そういうことではないと思う。昔の公明はもっと強かった。深い流れの変化がある。

公明は石井代表が落選した。創価学会が、なんで政治やってんですか。もうやめればどうでしょう。



そういえば、うちの選挙区、神奈川9区だけど。

予想どおり、立民の笠氏の圧勝でした。

次点の自民・中山氏は、比例復活もならず、落選。


私は昨日、少しでも立民に不利な投票をしようと、自民の中山氏に投票することを決めて、投票所に向かったのでした。

そして、投票所の前に来ると、こんな中山氏のポスターが貼ってあった。



改めてポスターを見ると、やっぱり「公明党推薦」が気になったわけね。

改憲の障害になっている公明党が推薦する人に、票を入れるわけにいかない。

というわけで、土壇場で中山氏はやめて、維新の吉田氏(第3位落選)に入れてきた。


投票所前にポスターを掲示して、中山氏としてはダメ押しのつもりだったかもしれないけど、私には逆効果だった。

公明党から離れないと、永遠に票は入れんわ。



日本保守党は、いちおう「躍進した党」の中に入っているけど、3議席で国政政党にはなれず、「諸派」のまま。(訂正:5議席以上とは別の、もう一つの要件である得票率2%以上を満たして、国政政党になったもよう)

5議席取る、と予想されたのに、終盤で勢いが落ちたようです。

飯山陽の反保守党キャンペーンの影響?

そうかもしれませんが、そもそも、飯山を候補に入れられなかったのがミスだった。


一昨日、私は、百田尚樹と青島幸男、日本保守党と50年前の革自連(革新自由連合)をくらべて、似ていることを指摘した。

そのときは、「保守党は革自連よりは議席を取りそうだ」と書いたけど、今のところ、規模感は同じですね。


マスコミに注目されたのに、革自連の票が伸びなかったのは、候補者の「駒」を集められなかったからです。

最初は、五木寛之が出る、とか、いろいろ有名人の名が取り沙汰されたのに、実際の候補者は地味だった。

同じことが、保守党にもあったと思いますね。

「百有」は、飯山陽が気に食わなくても、「駒」として貴重だという視点を持つべきだった。


それでも、「減税日本」の河村氏と連携した、有本氏の戦略が、ある程度は当たっている。

でも、問題はこれから。


一昨日も書いたように、革自連が崩壊したのは、青島幸男ら主要人物が選挙後、

「思ったほど楽しくないな」

と感じて、飽きて離れていったからでした。


選挙の後も地道に活動を続けるメンバーが少なく、結局、崩壊した。

保守党も、そうなりそうな気がする。

その点では、参政党の方が、地道に活動している印象があります。


50年前の革自連がやろうとしていたのは、社共の橋渡し役となって、「野党共闘」で自民を倒すことでした。

保守党や参政党が、現政界で「保守共闘」を積極的に進める役になれば面白いけど、もう「内ゲバ」を始めている始末だから、まあ無理でしょう。



昨夜は、寝ようと思って布団に入っても、やっぱり選挙結果が気になって、なかなか寝つけなかった。

それで、YouTubeで

「【宇宙睡眠】1兆年後の宇宙では何が起きているのか?睡眠導入朗読」

という動画をボーッと見てたんですけどね。


その動画によれば、星々にも寿命があって、どんな星も、いつか終わりを迎える。

星の死に方は、おおむね、その質量によって決まる。

小さい星は、エネルギーがなくなると、褐色矮星、そして黒色矮星になり、ただの黒い岩石のようになって宇宙を漂う。

太陽くらいの、中くらいの星は、死のまぎわに膨張し、赤色矮星、そして白色矮星となって、エネルギーが尽きるのを待つ。

質量が大きな星は、みずからの重力によって、ブラックホールになる。


国民民主党とか、れいわとかは、まだ若い星で、エネルギーが残っているから、明るく輝く星になっている。


公明党とか、共産党とかは、もうエネルギーを使い果たし、輝きを失った黒い塊りとなって、漂っている状態ですね。


自民党は、質量が大きいから、すでにブラックホール化している。重力が大きすぎて、誰もそこから自力で逃れることができない。分裂もできない。

死んでるから、光が出てこないけど、銀河の中心に位置し、ずっとそこにある。

でも大丈夫。「ホーキング放射」というのがあって、ブラックホールも少しずつ蒸発し、いつかは消えるそうです。


立憲民主党は、エネルギーを大方失ったあとに、醜く膨らんでいる、50億年後の太陽の姿だと思うね。

その星を膨らませているのは、高齢者の票だから、間もなく終焉を迎えるのは間違いない。

虚空に浮かぶ、ブヨブヨした白色矮星を脳裏に思い浮かべるうちに、ようやく眠りに落ちた。



<参考>


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