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ウクライナを支援する女性指揮者「ダリア」(旦那がヘビメタ)

少し前に、女性指揮者10選というのをやりましたが、


あ、この人を入れておくべきだった、と後で思った。

ダリア・スタセフスカさん

というのも、ウクライナ戦争1周年だったでしょう。

ダリア・スタセフスカさんは、フィンランド国籍だけど、ウクライナのキエフ生まれで、いまウクライナ支援活動をやってるんですね。

このアメリカツアーの記事で知ったのですが↓


ウクライナ救援ファンドを立ち上げ、昨年10月には自らトラックを運転して救援物資をウクライナに届けた。その際は地元オーケストラを振って、オール・ウクライナ音楽のコンサートをやったりしている。

なんとか冬が越せたとはいっても、ウクライナ戦争はまだ終結が見えない。

でも、そろそろ、みんなウクライナ戦争疲れして、関心が離れている。

そういう私も、例外ではなく、最近はニュースも見なくなっている。

それではいかん、とダリアさんは言うわけだ。

「我々が飽きてしまわないのが重要です。我々の関心が途切れると、ウォーマシーンが現地で猛威を振るう。戦争を止めるあらゆる努力をすべきで、我々の友人たちを孤立させてはならない」

「ウクライナの人たちを救うのは我々全員の義務です。彼らは何も悪いことをしていない。我々が一体となって、平和と民主主義に尽くし、ウクライナに勝たせなければいけない」

“It's also important that we don't get tired because when we get to rest, the war machine keeps eating there – and this we cannot let [happen]. We have to do everything we can to stop this war; we can't leave our friends behind"
“I think this is a duty of every person because they are people like us; they have done nothing wrong,” she said. “It is really important that we are all in this together because it's an investment in peace; it's an investment in democracy – and we all benefit that Ukrainians win.”

(KARE 2月24日)


あと、旦那がヘビメタ。


ダリア・スタセフスカ

(フィンランド 1984年12月30日生まれ)

旧ソ連、現在のウクライナ・キエフ(キーフ)生まれ。彼女が生まれてすぐ家族はエストニアのタリンに移り、彼女が5歳のときフィンランドに移った。シベリウスアカデミーで学んだ後、王立スウェーデン音楽院でレイフ・セーゲンスタムなどに学ぶ。パーボ・ヤルヴィのアシスタントなどを務めた後、現在フィンランドのラフティ交響楽団首席指揮者。夫は、北欧メタルの代表的バンド「ストラトヴァリウス」のベーシストで、作曲家シベリウスのひ孫にあたるラウリ・ポラー。


まだ30代で、指揮者としてはこれからですが、ある意味、時の人だからね。

下の動画で、エネルギッシュな指揮振りが見られます。

ファッションも、さすが旦那がヘビメタ、というか、北欧的フリーダムな感じ。


デュカス「魔法使いの弟子」


ついでに、旦那のメタルバンド、ストラトヴァリウスの「World on Fire」のPV(ベーシストが旦那)。ヘビメタというより、パワーメタルというのかな。なかなかいいです(音量注意)。



<参考>


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