【高市総裁ならず】ネトウヨ(尊称)、かわいちょ
やったあ、初の女性宰相の誕生だあ!
と思いきや・・
次の瞬間に起こったことが信じられず、私、気を失ってました。さっきまで。
その後の、ネトウヨの皆さんの阿鼻叫喚を見ていられない、というのもあって、ネットを切って、リヒャルト・シュトラウスの「英雄の生涯」を聴きながら、カントの道徳形而上学原論を読んでるうちに、窓から入る涼しい風に慰められて、さっきまですやすや寝てました。
だから、その後のおよそ12時間の世論を知らずに、これ書いてますけど。
惜しかったねえ、高市さんとネトウヨ(尊称)。
でも、歴史に残る大健闘でしょう。
党員票で1位を取ったんだから。
選対の杉田水脈も含めて、その健闘を讃えたい。
感触としては、第一次安倍政権の後に、福田康夫をつかまされた時を思い出した。
なぜかあの時、福田康夫は、周りに好評だったんだよね。
「なんであんな奴がいいんだ。何もできそうにないのに」
と聞いたら、
「いや、あの安全なおじさん感がいい」
みたいなことを言ってた。
石破VS野田、なんてねえ。
尿漏れ臭がただよう(私も悩んでます)ジジイ二人の顔を、これから選挙で見せられるかと思うと、うんざりだねえ。
唯一、期待できるのは、憲法改正が進みそう、ということだね。
いま、チラッとネットを見たら、「岸田の深謀遠慮」「安倍派の壊滅」「麻生の失墜」といった言葉が躍っていた。
まあ、プロ的なことはわからんですけど、やっぱり選挙を考えたんじゃないかねえ。
自民党は、石破のほうが戦いやすいのは確かだから。
第一次安倍政権を攻撃したジャーナリストたちが、石破を推していますからね。
高市さんが首相になったら、第一次安倍政権みたいなことになったでしょう。
石破だと、野党もマスコミも攻めにくい。
中には、
「ネトウヨが高市を推しすぎた。だから、ネトウヨ以外が引いた」
とか言う人もいるけど。
でも、そういう層が少しいたとしても、高市票が伸びたのは、やはりネトウヨ(尊称)の熱量のたまものでしょう。
その底には、
「安倍晋三を殺された」
という怨念があるんだろうと思うんですよ。
その一点で、私は共感するわけね。
左翼とマスコミに殺された。暗殺前後のあの侮辱、酷い扱いを、忘れるわけにいかない。
単なるイデオロギーではない。こっちは人を殺されてますから。ただでは済まさない。
というのがあると思う。私にもある。
いまのところ、その怨念をかかえたネトウヨさんたちが、左傾マスコミに対する、ほぼ唯一最大のカウンターになっている。
今回、高市推しで、固まりとしてのそのパワーを見せた。
それは、左傾マスコミも、今後、意識せざるを得ないと思うんですね。
ネトウヨ内閣はできなくても、既成マスコミへのカウンターパンチにはなった。
マスコミも少しは変わるんじゃないか。その効果に期待しています。
あとは、いわゆる「岩盤保守」層が、自民党に失望して、次の選挙で新保守政党、日本保守党とか参政党とかに、どれだけ流れるか、だな。
日本保守党は、初の国政選挙で、議席の可能性が出てきたね。
まあ、高市さんには、まだ「次」がある。
私は、中韓への憎しみがネトウヨさんほどないし、何より天皇制が嫌いだから、ネトウヨになれないけど、とにかくよくがんばった、感動した、と言いたい。
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