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トランプ就任演説 元気が出た

トランプの就任前夜演説を普通にぼーっと見てましたが。

なかなか見事な演説でした。

単純な保守的メッセージを繰り返すところは、私の人生記憶の中ではレーガンに似ているけど、レーガンよりカリスマ性がある。就任年齢は、レーガンより上のはずだけど、レーガンより力強い。


トランスジェンダーイデオロギーと戦う、言論の自由を守る、とも言ってくれたし(ひときわ歓声が大きかった)。

ひるがえって我が石破政権を思うと、情けないばかりだね。


演説を聞きながら、トランプの思想は、「保守理想主義」みたいな感じではないかと思った。

リベラルは理想主義だとよく言われるけど、トランプも言ってることはある種、理想主義的で、「夢を見させる」ところがある。

その意味では、演説の中で言及もしていたジョン・F・ケネディ(暗殺調査を公開するという)に、似ているかもしれない。

(リベラルからは「どこが似てる、ふざけるな」と言われるだろうけど)



私が言いたいのは、というより期待したいのは、ケネディにあこがれて政治家を目指す人が日本でもたくさんいたように、トランプにあこがれて政治家になる人が日本でも出てほしいということです。

いま若い人が、トランプに感化されたとして、その人が国のトップになれるまでは、まあ2、30年はかかりそうだけど。

百田尚樹にあこがれてーーなんて人はいないだろうからね。


言論の自由の関連でいえば、メディアがどう変わるか、ですね。私の関心領域では。

イーロン・マスクを登壇させていたけど。



もうアメリカは、オールドメディアと決別し、ネットベース、SNSベースで、政治が進むんだろうな。

ちなみに、壇上の演台幕にある「TEXT TRUMP TO 88022」というのは、トランプのWebページへの誘導ですね。2016年の選挙戦でも使っていたけど。


支持者を前にした選挙戦総仕上げの演説。その半分は、書物で言えば「謝辞」で、お世話になった人々の名前をあげていくものだった。

「ハリウッド大使」に任命された、ジョン・ヴォイト、シルベスタ・スタローン、メル・ギブソンの名前もあげていた。

残念ながら、壇上には上がってこなかった。



このうち、ジョン・ヴォイトのトランプ支持については、以前noteで書いたことがあります。彼はハリウッド「ニューシネマ」の象徴の一人で、かつてはリベラルだったけど、保守に転向した人。

また、娘がアンジェリーナ・ジョリーという点でも注目。彼女もポルポト革命を描いた映画を監督したりしてるからね。


私としては、あんなに毎日トランプ支持のポストをしていたジェームズ・ウッズが無視されたのが気の毒だけど。

でもウッズは、嫉妬するとかはナシで、今日も元気にトランプを讃えるポストをしていた。




トランプは、立ちっぱなしで1時間くらい吠えてたんじゃないか。とにかく元気なじいさんで、同じ老人として元気が出たね。

(10歳くらい若いのに、ちょっと働くとすぐ「タバコ休憩」が必要な石破じゃあ、太刀打ちできんわ)

とにかく世界平和と、言論の自由をよろしく。



最後は「YMCA」でヴィレッジ・ピープルと踊るトランプ




<参考>


ジョン・ヴォイトのことを書いた記事↓


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