「国葬反対」は年寄りばかり
安倍氏の国葬をめぐる複数の調査で、「若者は賛成、年寄りは反対」という傾向がくっきり出ている。その境目は40代だ。
FNN調査(8月20・21日)では、「国葬」についてーー
また、熊本日日新聞アンケートでもー-
この結果が、年代別の新聞購読率やテレビ視聴率とパラレルなのは明らかである。
新聞購読率において、30代以下は壊滅的。40代以上と明らかな差がある。
テレビ視聴率においても同様、やはり40代を境に、それより下は激減している。
要するに、テレビのワイドショーや新聞論調に影響される40代以上は「国葬反対」で、それ以下のネット世代は「国葬賛成」が主流だ。大方が予想する通りではないか。
こういう結果が出ると、年寄りは、
「若者は既成メディアを見ないから真実を知らない。もっと説教しなければ」
と勘違いする。
メディアの選好だけの問題ではない。戦後の左翼イデオロギーの影響を受け、偏向した年寄りたちに、冷戦後に物心ついた若者はうんざりしているのだ。
これからの日本を背負うのは、30代以下の若者だ。その若者たちが支持するのだから、将来のためにも国葬は行われた方がいい。
しかし、人口が多く、投票率が高いのは年寄りだ。だから政治家はそちらに引きずられる。
そのようにして、いつまでも日本の足が引っ張られる。
共産党も年寄りばかり。創価学会も年寄りばかり。新聞・テレビの経営者も年寄りばかり。
いずれは、消滅するか中身が入れ替わる。時間がたてば、日本の政治がまともになることは間違いないと思う。
それはそうだが、なんと時間の進みがノロいことか。
もう日本にそんな余裕はない。
つくづく年寄りは早く死ねと言いたい。あ、俺も年寄りか。
<お詫び>
当初、FNNプライムオンラインからの引用で、「国葬」についての数字ではなく、「統一教会対応」についての数字を、誤って入れていました。24日に訂正しました。主張に影響はありません(というより、正しい数字で、より補強されました)。