マガジンのカバー画像

#映画・音楽・本 雑食系のカルチャー批評

720
映画・ドラマ・ドキュメンタリー・音楽(クラシック、ロック)・芸能についての批評です。カルチャー全般。Netflixのレビュー多し。少ないですが読書感想文もここに入れました
運営しているクリエイター

記事一覧

最高の政治映画「真昼の決闘」 大統領たちが愛した理由

きのう「赤狩り」のことを書いていて、「真昼の決闘」を思い出していた。 「真昼の決闘 High…

【追悼】火野正平さん 火野葦平とのこと、ちゃんと聞きたかった

火野正平さんが亡くなっちゃった・・。 俳優の火野正平さんが11月14日に亡くなったことが分か…

「フィリピン虐殺を忘れるな」宮崎駿監督の言葉がよくわかる映画「汝の敵、日本を知れ…

宮崎駿監督が、アジア地域での傑出した功績に与えられる、フィリピンで創設されたマグサイサイ…

アメリカはなぜ共産主義国にならなかったのか? 映画で見るアメリカの裏面

私は老人だから、まあ終活の一つで、過去の原稿を整理しています。 そしたら、25年前に、ア…

【Netflix】「視線」 日本アニメの影響を受けた秀作スリラー

【概略】 「視線」(2022) Watcher 夫の仕事の都合でブカレストに移り住み、孤独を感じ…

トランプを予言したアメリカ保守派の本 デヴィッド・ホロウィッツとロジャー・キンボ…

私は2016年の大統領選の時から、トランプが勝つだろうと思っていた、という話を、以前note…

「リベラル」の戻るべき地点 国民民主党と「反共左翼」の可能性

「リベラル嫌い」の発生 都知事選以降の日本の選挙に加え、トランプ再選は、リベラルがいかに嫌われていたかを、改めて浮き彫りにした。 リベラルは、いつからこんなに嫌われるようになったのか? 東浩紀が昨日、こんなポストをしていた。 リベラルの理念を、リベラルを自称する勢力から救いだす必要がある。 東の言うことはもっともだ。 だが、それに対して、こんなポストがついていた。 井上達夫氏の『リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないで下さい』が話題になってからもう

スキャンダルからの復帰について 松本人志と菅野志桜里

昨日は、風は冷たかったけど、よい天気で、年甲斐もなく心がウキウキして、一日、柿生の山野を…

【追悼】楳図かずおと少年愛

このテーマは、漫画評論では語り尽くされているかもしれないが、自分は漫画評論とか読まないの…

英米派に支配される日本

英米派の天皇 10月31日の「国民民主に「鳩山」がいる理由」という記事で触れた、『近衛文…

【YouTube】「ガレージセール・ミステリー」主演女優「逮捕」で打ち切りになった名シ…

【概略】 *10月16日からYouTubeで無料公開されているミステリーシリーズ アンティーク・…

【YouTube】「ブラインド・フューリー」タランティーノの先駆、愛すべき失敗作!(ル…

【概要】1989年傑作バトル・アクション!『ブラインド・フューリー』(字幕版)【映画フル公開…

国民民主に「鳩山」がいる理由

いやー、オレなんか、国民民主の初当選組に「鳩山」がいることに、素直に感心するわけ。 【衆…

理想の老後 トーヤ&ロバート・フリップ

一昨日、キング・クリムゾンの「レッド」発売50周年に触れ、「レッド」にまつわる50年前の私の思い出を書いた。 「がきデカ」50周年と、キングクリムゾン「RED」50周年が、同時に来て引き裂かれる自己(10/27) ついでに、その50年後のキング・クリムゾン、ロバート・フリップの現在の姿に触れておこう。 愛妻トーヤとの最新映像がこれだ。(ハロウィーンにちなんでデヴィッド・ボウイの「スケアリー・モンスター」を歌う二人) Toyah & Robert's Sunday Lu