Innovation & Marketing 柿野 拓 (かっきー)
はじめに
こんにちは。2022年10月にdotDに入社した柿野です。
この記事をご覧いただいている方は、私、あるいは dotD という会社に少しでも興味を持っていただいている方だと思います。
今回はその点を考慮して、投稿したいと思います。
私は大学卒業後、欧州最大のIT企業 SAP に就職し、15年に渡り、さまざまな業種における、ほぼ全ての業務アプリケーションを幅広く経験しました。
入社からマーケティングを中心に、多くの上司や諸先輩方から叱咤激励、仲間にも助けられ、今の自分の基礎が形作られたと思います。
2010年代、IT技術の進化により、業務アプリケーションは特に Salesforce さんが牽引役となり、オンプレミス型のシステムが当たり前だった業務システムもクラウド化が急速に進展しました。
自分もクラウドを前提とした新しい領域で挑戦してみたい。
という思いが強くなり、
世界最大の出張・経費管理クラウドを展開する Concur Technologiesの日本法人で、当時、ジョイントベンチャーだったコンカーに2013年に転職。
約10年間に渡り、事業の立ち上げとビジネス拡大に従事してきました。
充実した日々と一抹の不安
外資系IT企業に長年、勤務する中、常に新しい考え方と最新技術にも触れ、自分の仕事に対する向き合い方も定まってきました。
世界でベストと言われる考え方、そして、最高峰のテクノロジー提供を通じて、日本企業の国際競争力を高め、日本を元気にしよう。
この思いで、時には厳しい叱咤激励をいただきつつ、充実した日々を過ごしていました。
ただ、一方で、外資系IT企業で働く中で、自分の充実感とは裏腹に、
日本は急速に多方面で力を失い、自分自身の就業感に一抹の不安を抱くようになってきました。
日本も、欧米や中国のように、多種多様なベンチャーが生まれ、
ハイリスクでも、新しいコンセプトや仕掛けが実験され、社会に実装され、生活がより便利になる。
そんな社会にするために自分ができることはなにか?を改めて考え直すようになりました。
私の成功体験
2013年に入社したコンカーは事業立ち上げのタイミングで入社し、当時、20名ほどの社員の中で、最初のマーケティング担当として入社しました。
社長のリーダーシップの元、全社員が
経費精算という作業から日本のビジネスパーソンを解放し、日本企業の競争優位性を向上させる。
というミッション&ビジョンを実現すべく、創意工夫と悪戦苦闘を繰り返しました。
コンカーは創業からわずか10年で、500億円を超える経費精算クラウド市場の創造に成功しました。
日本の大企業のほぼすべてにお使いいただけるデファクトスタンダードクラウドとなり、現在は中堅中小市場にまでビジネスを展開できるにまでなりました。
この10年弱の私の成功体験は一つの仮説へと繋がりました。
優良なビジネスの種を早期に見つけ、適切な方法と人材で育てあげれば、市場創造も、ビジネス成長も、社会課題解決も同時に実現できる。
dotDとの出会い
実は、私がコンカーに入社して、2年後に米国本社 Concur Technologies を SAP(独)が事業買収することになり、両社がお互いのビジネスを補完し合う関係となりました。
SAPを卒業したにも関わらず、再び仲間として一緒に働ける嬉しさと、資本力に飲み込まれる虚しさの狭間で、自分の気持ちが揺らぐ中で、出会ったのが、SAP i.O の責任者だった dotD 創業者の小野田さんです。
彼が率いていた SAP i.O は SAP が展開するスタートアップ支援プログラムの一つで、当時、私はマーケティング領域のアドバイザーとして、日本のスタートアップ企業にアドバイス業務をしていました。
スタートアップの皆さんに外資のマーケティング手法をフィードバックすると共に、起業家の皆さんが真摯に社会課題に向き合う姿に、感銘と胸アツになった体験が、日本のスタートアップで働いてみたいと思う、きっかけだったのかもしれません。
振るなら極端に振ってみよう
人生100年時代と言われて久しくなりますが、自分が60歳までビジネスマンとして働くとすると、あと12年、140ヶ月、、、
自分の意志ではどうにもならない病気や事故が突然、起きるかもしれない。
そう考えると、
新しい挑戦をするなら「できる」より「やるべき」「やってみたい」に向き合ってみよう。
自分は仲間と幸運に恵まれ、ビジネスが成長していく段階の 1→10 と 10→100 を十分、体験できました。
dotDは事業創造ファームとして、私が経験したことのない、0→1を創り上げる専門集団です。
自分のキャリアを今、振るなら極端に振った方が良い。
結果、仲間と自分の成長と、社会課題の解決に貢献できるかもしれない。
それがdotDで働いてみようと思った理由です。
dotDで何をしたいか?
新しい事業の種を見つけ出し、創り出し、大きな実りを生み出す「畑」のような事業創造プラットフォームが作り出せれば、最高です。
もちろん、自分自身もこの畑を活用しながら、新しい自分起点の事業も作り出したいです。
dotD社員が持つ名刺の裏側には、自分の人となりを表すイメージが表現されています。
私の場合は「サムライ」です。
幼少の頃に「剣道」を始め、現在、日本刀を扱う「居合」をやっていることもありますが、
日本から、世界に通じる新しい事業を創り出したい。
という思いも込めています。
あなたの想いを挑戦に変える。
後悔しない未来を作る。
dotDのミッション&ビジョンで、私はとても気に入っています。
この記事で、
あなたの心が少しでも震えたら、ぜひ、一緒に何か動いてみませんか?
世界のために、日本のために。
自分と大切な人、そして、みんなのために。
今の立場や組織の壁はまず、取り払って、まず、一緒に考えましょう。
ここまで読んでいただいて、本当にありがとうございます!
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