日記27 メンデルスゾーンが好き

今日は、クラシックの話題にいたします♩
作曲家は、2024年上半期に一番聴いたであろう
メンデルスゾーンです!

まず何を聴いていたかというと、無言歌集です。
他にも同じアルバムによく収録されている
子供のための6つの小品子供のための小品集です。

なぜ今年上半期なのかというと、
これまでそんなにメンデルスゾーンの曲には触れてこなかったものの、
Alexaに「クラシック音楽を流して」とお願いした時に
すごく可愛らしい曲を流してくれたことをきっかけにもっと知りたい!
となり、メンデルスゾーン探索が始まりました。

私がいつも聴いているのは、ダニエル・バレンボエムのアルバムです。

無言歌集の存在は知っていたものの、
知っている曲といえば、有名な”紡ぎ歌”と”春の歌”くらい、
あとは1曲だけチラッと弾いたことがある程度で、
お恥ずかしながら他の曲は全然知らなかったです。

可愛らしい曲から抒情的な美しさを持つ曲、切羽詰まるような曲想のもの、
羽を広げてふわっと舞い上がるような曲、嬉しさに満ち溢れるような曲など
様々な曲が1巻、2巻、、、とまとまっています。

メンデルスゾーンは絵も上手だったのですが、
建物や木々などが本当に細かく描写されていて、
みたままを正確に描く印象を受けたのですが、
その側面を知ってからメンデルスゾーンの曲を聞くと、
絵に描かれたような音楽に感じられます。

こちらの記事にたくさん絵が紹介されていましたので、
リンクを貼らせていただきました。

みた風景を絵にするように、音楽にする時も、
同じように感じたことや見た景色などを表現しようとしたのではないかな
と思うと、自然と触れてみたくなります。

・無言歌集3巻 Op.38
・無言歌集8巻 Op.102
この2つが個人的にお気に入りです。

全体を通して言えることは、
メンデルスゾーンの作る曲には
全てに優しさが込められているところが大好きということです。

理性的で規律的な部分もあるのに、なぜかキツくないのです。
それはきっと可愛らしい一面や美しさをそのまま切り取っているから
なのかなと、勝手な想像を膨らませて推測しています。

あとは、時代的に当時ピアノが教養として普及した背景から
子どもたちが家で気軽に弾けるような作品が多く作られたようなのですが、
そういった”子どもにも弾ける”という気持ちが温かみとして残っているから
なのかなと、この曲を調べていて感じました。

他にもメンデルスゾーンの好きな作品は、
演奏して好きになったコンツェルトシュテュックです。

クラリネット2本とピアノで演奏するのですが、
大好きな組み合わせで、クラリネットの絶妙な音色同士のハモリと、
それに加わって深みや煌びやかさを出すピアノがとても魅力的です。


Alexaの選曲がナイスすぎるのですが、一瞬で惹かれたのがこの2曲、
交響曲第3番「スコットランド」と、交響曲4番「イタリア」です。


この2曲は、ヨーロッパ大旅行の中で書かれたそうです。
この旅行は2つの目的があり、教養のためと就職活動だったそうで、
いろんな景色を見て、いろんな世界を見て教養を深めることや
音楽家としての定職を得る機会となったそうです。
参考:以下のサイトより

メンデルスゾーンの曲って、演奏してて難しくも楽しいのが、
シンプルだけど色を変えていく和音の連なりをみんなで奏でることなのかな
と、またもや勝手に想像を膨らませています。

大学で学んだ音楽史で一番興味を惹かれたのが
メンデルスゾーンだったのですが、
絵を描ける一面やバッハの魅力を世に知らしめた面など、
本当にかっこいい作曲家だなと思ったことをよく覚えています。


まだまだ作曲家自身のことも、作品のことも、
その時代背景もたくさん知りたいことが出てきました。

この記事を書くのすごく楽しかったです!!!


ここまで読んでくださりありがとうございます。

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