理念が浸透しないのはなぜ?
本日はネットで見つけた記事より。
経営がテーマのお話でよく出る、理念の浸透について、です。
経営理念の浸透って、本当に難しいですよね。
その阻害要因として、次の4が挙げられるそうです。
❶理念の言葉の抽象度が高く、具体的イメージがつきにくい
抽象度の高い言葉を噛み砕いて説明を受けても、実はまだそれがどういうことを指すのかというイメージまでは伝わりにくいのです。 例えば「従業員一人一人を尊重」という言葉も、どういうシチュエーションでどんなふうに考えてどのような行動を取ったら従業員一人一人を尊重したこととなるのかということが伝わってきません。
❷普段の仕事で重要視されていない
定期的に唱和を行っている会社なども、そうした場面では思い出しますが、普段仕事をしている時は、忘れています。職場では、上司の指示に従うとか、納期を間に合わせるとか、一定の製品品質を保つとか、客からクレームを受けないようにするなどのことが念頭にあり、理念の言葉は、頭から抜けています。
実は、理念に書かれている言葉は、頭に入れておいて普段仕事をする時、何かを決めたりする時に、その判断基準となるべきものなのですが、そうはなっていないのが現状です。
理念は理念、仕事は仕事と区別して割り切っていることが多いのです。
続きの❸と❹は、明日の投稿で。