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"買う"という行為が大切な訳

本日は鴨さんの『夢と金が9割』の感想を。

先日この本のサイン会に行って興奮冷めやらぬ状況で、一瞬で読了してしまった本なのですが、印象深かった部分をリマインド。

何かを"買う"という行為。
これは勿論自分の為なのですが、実はそれは、数えきれない人を幸せにしている行為なんだよっていうお話です。

例えば私は、洋服が好きで、ついつい好みの洋服を見つけては散財してしまっています。
これらは自分が、もっとお洒落になりたい、モテたい為にやっている行為、つまり自分の為に使っているお金になりますよね?

でも実は、洋服を1着買うことで以下の人を少しずつハッピーにしているんです。

❶お店で洋服を説明してくれた販売員
❷お店に洋服を運んできたトラックの運転手
❸倉庫で洋服を出荷、管理しているパートの主婦
❹洋服を縫った中国の縫い子さん
❺洋服のパターンを作ったパタンナー
❻洋服をデザインしたデザイナー
❼生地を作った生地屋さん

などなど、洋服1着考えても、それが自分の手に渡るまで、多くの人が関わっているんですね。

"買う"という行為は、それらの人に少しずつ利益をもたらしてハッピーにできているということ。

この認識ってとても大事なんです。

何も買わなければ、我慢している自分もハッピーにならないし、他の誰もハッピーにできません。

貯蓄する文化が根強い日本が元気がないのは、これが原因なのかもしれませんね。

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