イシューで仕事は10倍早くなる
本日は、ロコンド社長の田中さんのお話より。
イシューで仕事は10倍早くなる、です。
イシューから始めよという安宅さんのベストセラーの書籍がありましたが、イシュードリブンなど、イシューという言葉はちょくちょく耳にしますよね。
正直私はちゃんと理解できていなかったのですが、田中さんがとてもわかりやすく解説されていましたので、こちらでシェアしたいと思います。
イシューとはズバリ、問題解決の核となる設問のこと、なのだそう。
大きな問題、課題に対し、〇〇はどうか?という設問形式の問いを設定し、それを明らかにすることで問題を解決していく。この"問い"がイシューにあたります。
ロコンドがヒカルさんとコラボの話を持ち込まれた際に、それをどのように進めていったかを例に挙げられていましたが、これがとても分かりやすかった。
まず大きな課題は、ヒカルさんとコラボをするべきか?と設定します。
その課題を解決する為に、田中さんは3つのイシューを設定されたそう。
❶ヒカルさんは反社組織との繋がりはないか?
❷ヒカルさんとコラボすることで、ロコンドのファンは離れていかないか?
❸ヒカルさんとのコラボによる費用対効果は妥当か?
これらの設問の答えを明確にして、最終的にコラボを実施されたそうな。
この設問というのが大事なんですね。課題解決の為にするべきことを?形式にすると、実施項目が明確になる。あとはやるだけ、となるので無駄な作業が劇的に減少するのだそうです。
もうひとつ分かりやすい例をいうと、国語のテスト。
長文を何も考えずに取り敢えず熟読することから始める人と、一旦サラッと読み、まず設問を確認してから読み直す人とでは、どちらの方が高得点が採れるか?
そうです。問題は何かを先にわかっている方が、効率的に解を出せるんですね。
いやあ、とても分かりやすいなぁ。
イシュー、日頃の業務で意識して参りましょう。