至難の業をやり続ける組織
本日はユニクロの柳井社長のお話を。
今や世界で戦える希少な日本企業の一社となったファストリですが、柳井社長のブレない戦略の中に、こんなことがあるそうです。
一見相矛盾することを同時に両立させること。
例えば、世界中の旗艦店を同時にオープンさせる。
ひとつづつやるのは簡単ですが、同時にオープンさせるのは至難の業。
この"至難の業"を繰り返すことで、企業は強くなるのだと。
物事に優先順位を付けた時点で負け。
優先順位を付けて、時間をかけてやるのは、どこでも誰でもできる。
柳井さんは、競合ができないことをやる文化を作ってきたということ。
ユニクロはその商品力がクローズアップされて評価されていますが、組織の"負けない文化"の形成にも尋常じゃなく力を入れていることがわかるお話ですね。
これは組織に限ったお話ではありません。
我々ビジネスパーソン個人にとってもそう。
競争力を付けるためには、至難の業を繰り返しやり遂げる習慣を付けることなんだろうなぁ。