8月31日の夜に
久しぶりにnoteを開いたらこんなハッシュタグを見つけたので、せっかくの出会いだから私も参加してみようと思う。
社会人になって、もうかなり経つので8月31日に何かを考えることも無く、強いて言えば、あと数ヶ月で来てしまう師走への焦りくらいだ。
でも、私にも夏休みが明けてしまうことが本当に嫌で辛くて、どう現実を受け止めれば良いかも分からない数年間があった。周りに話せる人も居なく、家ではずっと平気なふりをしてどうにか学校に通っていたけど、今だにそれがトラウマのように心にしこりとして残っている。
私は逃げても良いと思ってるし、逃げることが負けだとも思わない。
私があの時出来なかったこと、それは”自分を守ること”
自分を守る術、そんなものも持ち合わせて無かったし、知らなかった。自分を守ることが出来てたら、一言、家族に助けを求めていたら...でもその時は出来なかった。勇気もなかった。自信もなかった。あの頃は、あの狭い小さい世界だけが全てだったから。だから、きっと、今だって、自分を守ることが難しい人たちがたくさん居るだろう。逃げることだって簡単じゃない。そこから逃げられない時、他に自分を守る術があるとしたら?
気持ちだけでも逃げること。
なんでも良い。辛さとは関係ない空間で、自分が自分でいられる”何か”を見つけること。気持ちだけでも逃げることが出来たら、ほんの少し、自分を守ってあげられるかもしれない。それは、大人になってからもそうだから。
もし、”誰か”の”何か”のきっかけになってくれたらと思ってこれを載せます。
明けない夜はない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?