リクエストもらった!
先日、朝の勉強会の話を書いたのですが。
昨日はその勉強会の復活のリクエストがありまして。
「うーん、noteタイムが減っちゃうけど……」
リクエストってめっちゃ嬉しいから、二つ返事でOKしました。
***
その人は私が若い頃、新人だったから、もう20年ぐらい前の話。
そうそう2000年ごろだ!
私はその頃、ACLS(Advanced Cardiovascular Life Supportの略称で二次心肺蘇生法のこと。主に病院内での蘇生チームで行う)の普及に奔走していました。
他の病院の人たちといっしょにやる草の根活動に参加していたのですが、自分の病院では認知されていなかったので、自分の休みと自分のお金を使って学び、後にインストラクターや学習コースのディレクターをしていました。
今や、どこでもやっています。
1千万円以上もするシミュレーター人形を使って、あらゆるシナリオを回していく。
成人学習ってことばも、人前でインストラクションする度胸もここで培ったかなー。
院内で医療事故があり、病院内なのに救えなかった命が悔しくて仕方がなかったのです。
残されたご家族の気持ちもわかりますが、主治医への脅迫や嫌がらせがエスカレートしていき、主治医の家族も崩壊しました。
こんな悲しいことは二度と起きてほしくない。
今でこそ、ドラマで見るような冷静で息のあった蘇生が医療チームで行われていますが2000年以前は、それはもう修羅場でした。
「船頭多くして船山に登る」状態。
そのせいで、救える命も救えなかった時代です。
これを2000年頃から地道に、医療従事者は訓練し、成果を上げてきました。
この活動の中で私は初めてAEDも知りました。
「これが、あちこちに置かれる時代がくるといいのにね」と話していたことが嘘みたいに今や当たり前に置かれています。
そのACLSを院内でひとりでやっていた頃、興味を示してくれたのが冒頭の彼女でした。
「あの頃は楽しかったですよねー、あんなにワクワクして頑張れた時代はなかったです」 👈 いや、あなたはまだ若いから頑張らなきゃ!
「話を聞いてくれるだけでいいんです」
勉強会とかこつけて、話をしたいと言ってくれます。
ありがたいことですね。
私もこういう元気な人たちからエネルギーを分けてもらって、もう少し頑張ってみようかなと思うことでした。
タイトル画像は”AHIRU LIFE. アヒルライフ”さんにお借りしました。
こんな雰囲気を目指します。😌
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