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ホウレンソウの違和感

今日は、医療現場のちょっとだけまじめな話。
以前から気になっていたことです。
(しょーもない話といえばしょーもない話・・・😅)

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病院は慢性的にマンパワー不足です。
病院だけじゃないですね、介護の現場も同じです。
その対策として、タスクシフトやタスクシェアってことばが、お経みたいに唱えられています。

看護師の仕事は、メディカルスタッフや看護補助者へお願いすることが増えました。
今では看護補助者さん方は病院にとって、なくてはならない存在です。
本当に頼りになります。
70歳過ぎても頑張ってくだる方がいて、頭が下がります。

でも、無資格の看護補助者さん方と協働するためには、双方、それなりの教育を受ける必要があります。

看護補助者さん方には医療安全とか感染対策とか学習してもらいます。
看護師も看護補助さんにしてもらっていいこと、悪いことなどをはじめてとして、押さえなくてははならないことがたくさんあります。
今日は視聴すべき教育動画の締切が迫っていたので、せっせと見ていたのです。

そこで出てきたのが「報連相ホウレンソウ

これは、どんな職場でも通用する大事な概念。
このことばの言わんとしていることは理解できます。
でも、どうでもいい部分が気になるのですよ~。💦


それは、順番です。

報告・連絡・相談の順番。

報告はすでに終わったこと。
進捗にしても結果や成果にしても「~でした」という過去形。
未来のことに対しては使いません。
「こういう計画を立てました。」も過去形です。
だから、いきなり結果の報告ではつらい場面があるのです。

連絡は、過去のことも未来のこともありますが、今に近いです。
私の中では進行形ってイメージです。

相談は、未来に向かっています。
「~したいんだけど、どうしたらいいでしょうか」
「~してしまったんだけど、(これから)どうしたものでしょう」
過去の内容を含んでいても、思考は未来に向かっています。

となると、
まずは、これから(未来)のことをちゃんと「相談」してもらって、
やりながら、ススメながら「連絡」を取り合って
どうなったという結果を「報告」する。

という流れが、チームでお仕事するときにもっともスムーズにいくと思うのです。
それは看護師同士でも看護補助者さんとでも同じです。

ことばの音や言い回しが親しみやすいということで、「報連相」になったのでしょう。
最初に言った人は順番なんか気にしてなかったのでしょう。
が、なんかしっくりこないのです。
こういうのは気になるんですよねー。

これまで、新しい方を仲間に迎えるときのオリエンテーションでは、「報連相」ということばは使っても、説明は反対からしていました。
ときには「相連報」で、お願いね!と言ってみたりもしました。😅
耳馴染みがないから、きっと覚えてもらえないでしょうね。
しっかり市民権を得た「報連相」には勝てないのはわかっていますが。

やっぱり、気になります。
ひっくり返してくれないかなぁ。



タイトル画像はまたまた”mocmoc”さんにお借りしました。
いきなり、mocmocさんのイラストの虜になってしまいました。
ネコくんたちの会話「相連報」になってないかなーっと想像しながら。


お気軽にコメントお待ちしています。
かる~いノリでいただけると、かる~く返します。


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