GOOD LUCK!!
先日、職場の若い男性が辞めました。
同じ部屋にいるってだけで、やってる業務はまったく異なるし、話もほとんどしないのだけど、この退職には少々驚きました。
彼の職種は「診療情報管理士」。
カルテの内容を精査して、記録した医療スタッフとやりとりをしながら精度をあげる、みたいな職業です。(簡略化しすぎ? すみません。💦)
この職種の認知度がどれほどなのか、正直よくわかりません。
直接患者さんに接する仕事ではありませんが、病院にとってはとても重要な職種です。
彼は資格を取って3年目、うちは2箇所目で、1年で辞めてしまいました。
つまり、1年ずつ会社を移っているのです。
昭和な私がつい考えてしまうのは、「この先、大丈夫?」でした。
終身雇用の考え方が崩壊しているのは知っていますが、さすがに短すぎるのでは?と。
確かに彼を取り巻く環境を耳だけで聞いていると、「辛いかもな」と思うことも多々ありました。
経験豊富なお姉さま方から厳しい指導を受け、くすん、くすんが聞こえてくることもあったし、部屋を飛び出す姿も幾度となく見ました。
詳細はわかりません。
でも、「そこまで言わなくても・・・。」とか「そんな言い方しなくても・・・。」と第三者の感じる同情的な気持ちにもなったりしました。
この人手不足の折り、仲間を辞めさせない接し方も考えてほしいなという気持ちでした。
何よりお姉さま方に言いたいのは「あなた、1年目からそんなに仕事できたの??」ってこと。
きっと右も左もわからず、指導内容すらピンとこない時代はあったはず。
なのに、何十年もたった今、自分ができるようになったからといって、初心者の彼に自分と同じレベルを求めるのはどうなんだろう。
思い出してよ、あの頃を。
彼は彼で・・・。
まず、きちんと指導の内容を理解しようとしない(らしい)。
自分の考え方(大抵は間違っているか、効率が悪い)を主張して、曲げない(らしい)。
まだ、経験が少ないのだから素直に聞いて、理解して、それから工夫や提案をしてもよさそうなのに。
それをしないばっかりに、お姉さま方の口調が荒くなっていく。
という構図だったようです。
どっちがいいとか、悪いとか、私にはわからないし仲裁する立場でもないのですが、老婆心ながら耳をダンボにしながら、聞いていたんです。
でもまぁ、私もいっしょ。
そんな時期はどっちもありました。
新人時代はへまばっかりで叱られてたし、中堅になるとへまばっかりする後輩を厳しく指導してきました。😓
たくさんの人たちと、出会って、エネルギーの交換をしあって、離れていきました。
たった1年で辞めなくてもいいのになぁと思ってはみましたが、きっとこういうのは「縁」なんだろうな。
と思っていたら、月曜日はこんな配信。
大好きなシマダさんの配信を聞いて、なるほどね~となりました。
縁にはいろんな縁がある。
縁がないのも縁。
彼にはこの職場は縁がなかっただけ。
それも悪いことじゃないはず。
きっともっと素敵なご縁のためにここを去るんだなと思うことができました。
若者くん、いい縁があるといいね。
翌日、出勤したら付箋付きのお菓子が机においてありました。
「お世話になりました。」
いや、私はまったくお世話してないけどね。😌
GOOD LUCK!! だよ。
タイトル画像は”Shun”さんにお借りしました。
仕事に復帰したので、24時までの投稿が危なくなってきました。
なので、最近は夜中に書いて、翌日9時に予約投稿しています。
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