ノートのないラトビア旅
旅先で手に入れた博物館や映画館の印刷物をしまっている箱の中に、何冊かノートが入っている。それを開くと、旅先で書いたであろうメモだとか落書きだとかが日付と共に載っている。
旅行のことを振り返る時は決まってスマートフォンの写真を用いるけれど、紙とインクもなかなか負けていないと思うのは、僕だけだろうか。
素敵な風景、美味しそうな料理、観光地の無邪気な人々、記念の自撮りなど、写真は旅のポジティブな側面を担当することが多い。
一方で、暇つぶしだったり美しさも何も追求せず書かれた走り書