【仕事】教育者のあり方
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皆様こんにちは。
毎週水曜日は、仕事に関する記事を投稿しているかけうどんです。
今日のテーマは『教育者のあり方』についてです。
過去の仕事に関する記事はこちらのマガジンにまとめてあります。
教育者のあり方
私の子供の頃の夢は学校の先生になることでした。
家庭の事情などから、私は中学を卒業してすぐに実家を飛び出したので教員にはなれませんでしたが、35年を経て、今は仕事上必要なスキルを若手に教える仕事をさせて頂いております。
形は違いますし、一時的な補職ではありますが、自分が望んだ姿になれたのかも知れません。
妻からは『あなたは人に教えるのが上手いから、先生的な仕事が向いている。今の場所に来てから毎日生き生きしてる』と良く言われます。
確かに毎日楽しいし、若い子たちから色んな質問を受けると、『私みたいなおじさんでも必要とされてるんだな』と何だか嬉しくもなります。
今までスーパー・パワハラ地獄を生き抜き、地を這いつくばって苦労してきた経験があればこそ『生きた知識や知恵』を教えることが出来る。
全く無駄なことをしてきた訳じゃなかったのを実感でき、少しですが報われた気持ちにもなりました。
今の補職につく少し前、大先輩から聞いたフレーズを思い出します。
『教育者のあり方は、どれだけ"高度な教育をした"かではない。被教育者をどれだけ本気で勉強する気にさせたかだ。高価な教科書や教材をどれだけ与えても本人にやる気がなければ、本人の成果には繋がらない。本人にやる気があれば薪を背負って歩きながらでもボロボロの本を持って勉強することは出来る。教育者にとって最も重要なことは学生や生徒の本気を引き出すことだ』
とても尊敬している先輩でしたが、他にも仕事の心がけなど、たくさんの教えを頂きました。
そして、そのアドバイスが今とても役立っています。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
留意事項:仕事や業種には様々なものがありますので、全部が私の書いている記事の内容には当てはまらないと理解して書いているつもりです。ごく一般的な視点に落として、人材育成などの面で何らかの参考になれば幸いです。