【アニメ】SYNDUALITY noir/シンデュアリティ ノワール/第21話「Your Song」感想
(全3,333字)
皆様こんにちは。
本記事は臨時投稿の【アニメの感想】です。
昨夜放送された、かけうどん一押しのロボットアニメ『SYNDUALITY Noir(シンデュアリティ・ノワール)』第21話の感想です。
さくっと内容だけ知りたい方は、少し下のところに今回の話を簡単にまとめております。詳しく知りたい方はその続きもご覧ください。
本作品に関する記事はこちらの特別マガジンにまとめてます。かけうどんオリジナル描き下ろしイラストも収録してます。
さくっとおまとめ
○今回は派手な戦闘シーンや難しい話は全くありません。いなくなってしまったシエルの存在をノワールが受け入れるのが綺麗に纏められています。
○シエルの身体に入ってるノワールは釈然としないままロックタウンをさまよい、シエルのファンと言う少女との出会いがきっかけで、ステージに上がって歌いたいと申し出ます。
○ロックタウンに戻ったトキオとカナタは仲直り(もともとケンカはしてませんが)、トキオのMCや、マイケル、エリーたちアヴァンチュールのメンバー、クラウディア、フラムたちの協力もあってノワールはステージへ。
○最初は殆どいなかった観客。ノワールが歌い出すと、ロックタウンの住人たちがイベント会場に続々と集まってきて大盛況。
○ラストの曲、歌うノワールの横にはシエルの姿が。恐らくはイメージなのですが、二人の歌声がシンクロし、観客たちを魅了します。
○『ありがとうシエル。私はカナタのそばにいます。』シエルにお礼の言葉を心の中で呟くノワール。今の状況を彼女は受け入れたのでした。
1.本アニメの概要
未来の荒廃した地球でたくましく生きる若者たちの冒険ストーリー。
描写がリアルかつストリー展開のテンポも良いロボットもの。
綺麗、可愛い、カッコいい、個性的なキャラクター。
ロボットアニメの『王道』を『全部盛り』、見所がたくさんあって、見てて楽しいアニメです。
(1)第1クールのおまとめ動画
(2)第2クールPV
(3)第1クールのおまとめ記事
2.第21話「Your Song」あらすじ
(1)冒頭シーン
ガレージでデイジーオーガのメンテナンス中のカナタ。そこにエリーとアンジェがマイケルのところから拝借してきたコフィン用の交換パーツを持って現れます。
ミステルはマリアとカルタゴへ、ロケットのパーツを発掘に。
ノワールは朝から出掛けて来ると言ったまま戻らない。
カナタは複雑な表情でエリーたちに説明します。
エリーはカナタに『どんなことがあっても、ノワールを受け入れてあげて!』とアドバイスします。
(2)バ○と煙は高いところが…
カルタゴへロケットのパーツを収集しに向かうマリアとミステル。
まだ使える部品があることをミステルは確認していました。
なぜ宇宙に行きたいのか?とのミステルの問いに、マリアは『高いところから地球を見たいから』と答えます。
ミステルは、そんなどうでも良いことに眼を輝かせているマリアと、自らのマスター(パスカル)を重ねて連想します。
『何とかと煙は高いところに…』的な格言を思い出すミステルですが、『何とか=バ○』までは知らない様子です。
(3)出会い
シエルの身体に入っていることを、どうにも受け入れ難い様子のノワール。
ロックタウンをさ迷い歩いた末、街の小さなイベントホールにたどり着きます。
シエルのライブ中止のチラシ(ホログラフ)があちこちに表示されてるのを眺めながら立ち尽くすノワールに一人の少女が話しかけます。
天然の花束を抱えた少女はシエルのファン。
母親とシエルのライブを楽しみにしていて、次のライブの時にその花束をプレゼントするつもりだったようです。
『でもシエルは旅に出ちゃったんだね…』と、とても残念そうな少女に、ノワールは『ごめんなさい』とひたすら謝り続けます。
『なぜあなたが謝るの?』と不思議そうな少女は、シエルの歌を口ずさみます。それに合わせてノワールも歌をうたいます。
『あなたとても歌が上手なのね』とノワールは少女から褒められます。
(4)アニキのお帰り
デイジーオーガの下に潜り込んで整備中のカナタ。
人の気配に気付き、ノワールが戻ったと思った彼は『ごめん、そこの10番のスパナ取って』とお願いしますが、工具を手渡したのはトキオでした。
トキオはこれまでのいきさつや、第1クール最終回にカナタに言った『昔の話をする』という約束のために戻った旨を説明します。
カナタは怒ってはいませんでしたが、トキオはカナタに思い切りぶん殴ってくれと頼みます。
トキオがカナタからキツイ一発をもらって納得したところにノワールが帰宅。
戻ったノワールは、ステージに立って歌をうたいたいとお願いを言います。
(5)歌姫降臨
マイケルやエリー、クラウディアたちが協力してノワールのライブのチラシ(ホログラフ)を街のあちこちに配って回りますが、会場に集まった人の数はまばらです。
トキオのMCでライブが始まり、シエルの曲を歌うノワール。
やがて街のあちこちから流れてくるその歌声に、たくさんの人たちがライブ会場に集まって来ます。
その歌声はカルタゴへ向かうマリアとミステルが乗るキャリアのラジオからも流れています。
『ポンコツにしては上出来だな』と、柄にもなくミステルはにっこり微笑みます。
3曲目のラストでは、ノワールの横にシエルが現れて2人で合唱。
2人の透き通るような歌声がシンクロし、観客を魅了します。
『私はあなたの歌が好き』
シエルのファンの少女はノワールを称えながら花束を差し出します。
『ありがとうシエル。私はカナタのそばにいます。』とノワールは心の中でつぶやき、今の自分の状態を受け入れたようにも見えました。
3.感想・考察
(1)ノワールが歌う!?
特に派手なアクションや戦闘シーンが無い回でしたが、ずっとモヤモヤっとしていたシエルのエピソードが、今回やっとキレイにまとめられたのかなと思いました。
シエルは大きな決断をして、自らの存在を消すとともに、ゼロ型メイガスの身体をノワールのために差し出しました。
この事実がいろんな意味で周囲の人々に受け入れられたのかも知れません。
ノワールの歌はシエルとはまた違って、透明感があってとても良かった。
2人とも単純に歌がうまいではなく、とても綺麗で美しく、甲乙つけられません。
たぶん今回のエピソードは何回でも見れますね。
(2)2人のメイガス
最終決戦でカナタとデイジーオーガに乗り込むのは、ミステルとノワール、どっちやねん。…やっぱりノワールすかね。
でもですね、イストワールを狙うヴァイスハイトたちイデアールにノワールは狙われてたりもしますから、ひょっとしなくてもノワールが敵の手に堕ち、カナタとミステルで取り戻しに!みたいな流れにならないかと内心とても不安です。
ヴァイスハイトのパートナーだったシエルがカナタに奪われた形にもなっていますし、奴がこのまま黙ってるはずもありません。
いずれにせよですが、最終的にノワールはカナタのもとに帰ってきてくれてパッピーエンド。こうなるんだろうけど…。
まだ終わってもないのに余計なことを考えすぎましたね。
簡単では無いでしょうけれど、トキオはトキオのやり方でマハトと分かり合うのでしょう。
となると、敵はヴァイスハイト一人に。
シエルのいないヴァイスハイトがクレイドルコフィンに乗ってカナタたちと互角に戦えるはずはありません。
このあたりの筋書きがどうなっていくのかは今後見物です。
4.まとめ
第2クールも今回で21話、いよいよ大詰めに迫ってまいりました。
今クールで一旦お話は完結してしまうのかも知れませんが、これだけ緻密に作り込まれた世界観や壮大なスケールで描かれている作品のロボットアニメは最近では珍しいです。
是非とも第3クールまで続けてもらいたいなと思います。
昼行灯さんから伺った話では、24話が最終回のようです。また、最終回を前にトークショーなどもあるらしい…。そんな時期に転勤で関東圏を離れなきゃいけないなんて…。残念・無念です。
昼行灯さんの記事もご覧ください。
5.第22話予告
公式にて動画配信され次第リンクをはります。
最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。
メイガスはいつもあなたとともに。
この記事が参加している募集
よろしければサポート頂けると嬉しいです。頂いたサポートはクリエイター活動費として使わせて頂きます。