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【仕事】簡単・手軽に自分をアップデートする方法

(全2,222文字)
皆さんおはようございます。
毎週水曜日の朝、仕事に関係する記事を投稿している、かけうどんです。

今日は、『仕事人としての自分のアップデートをするために簡単に取り組めること』について、少し書いて見たいと思います。

過去の仕事関連記事はこちらのマガジンにまとめております。

簡単・手軽に自分をアップデート

結論:読書

まだ30代くらいの頃、自分が幹部職に上がって、まだ間もなかった頃のことでしょうか。

色んな上司や先輩がいました。

何でもデキて頼りがいがあるカッコいい人
何でも知ってて頭が物凄く良いクールな人
実員指揮や現場の指導監督に長けている人
とにかく人当たりが良く明るく朗らかな人

そんな『お手本になる人』がたくさんいました。

身近な所にお手本になる人がいたら、その人のことを観察して、良いところは真似するし、参考になることは取り入れようとしたりしますよね。

そして、そんな先輩たちを見ていて、当時の自分は何を感じていたか。

どんなに忙しくて時間がなくても、自分の仕事にまつわる最新の知識や、過去の経緯や仕事の歴史について、本当によく勉強しておられました。

こんな先輩たちは、当たり前に仕事に関するレベルが物凄く高い人が多いです。

それぞれが得意とする分野での能力発揮も素晴らしいですが、とにかく『勉強することを怠らない人』こそ、常に輝いておられたなと今でも鮮明に覚えています。

常に自分を磨く。

常に自分のアップデートを怠らない人。

『眠りながら成功する』(ジョセフ・マーフィー著)の中にある一節ですが、

『あなたは、あなたの仕事について、誰よりも詳しく、様々なことを知っておくことが必要なのです。お医者さんであれば、医師免許をとっただけでも、少しは稼げるかも知れません。様々な学会に出て新しい知識を吸収したり、常に自分を高める努力を重ねることで、たいへん評判もよくなり患者さんたちが集まってきて、あなたの病院は繁盛するでしょう』
(細かい表現はともかく、このような趣旨のことが書いてあります)

どんな仕事にも共通して言えますが、社会や人々への奉仕の心などももちろん大切です。その上で、自分の力を高めていく事によって、持てる能力がさらに有益なものにもなる。と言うことでしょうか。

ではどうすれば、それが出来るのでしょう。

一番手っ取り早い方法。

それは読書だと私は思います。

この春、かけうどんは新しい仕事内容の部署に配置換えになりました。そして、最初に仕事の内容を分析した結果、出た答えは…

●この分野に関する知識をまず身に付け直すこと
●そのためには、古今東西、存在している参考になる論文や文献、書籍を最低100冊以上読むこと
●良いモノ、そうでないモノの区別がついたら、改めて何度も読み返すこと
●得た知識を整理して体系化し、改めて自分のモノにする

でした。

端的には、本を100冊読む。

これだけです。

まあ、本を読んだだけでは、不十分でもあるのですが…。何事にも順番はあるし、最初にやっておいて良いこともたくさんあると思います。(私の場合、その順番が少し足りなかったとの反省も)

仕事の能力は、知識があるだけでは不十分です。知っていることをもとに、実際に自分でやってみて失敗し、なぜ失敗したのか、どうすれば上手くいくのかと言った考察や分析を経て、その中にある教訓を自分の力にかえる必要もあります。

これを『経験』と言うのかなと。

これまでに、経験を十分積んできたことは自覚しているものの、その裏付けとなる体系化された知識が足りないなと思って導き出した答えでもありました。

どんな仕事にも、『上手く行くにはこんなところに気を付けると良い』と言ったコツのようなものは必ずあると思います。

そして、そう言ったものは明文化されていることもあれば、文字になっていないものも少なくない。現場で人から人へと直接言い伝えられるような、資料や本にはなっていないこともたくさんあります。

ですが、ですが。

どこの誰でも、平等に、かつ簡単に、必要な知識を得ることができるのが、当たり前ですが読書だと私は思います。

誰もが勧める良書と呼ばれるものには理由があります。

たとえば読みやすさだったり、理解できやすさだったり、理論に再現性があったりと、あげるとキリがありませんが、そう言うことなのかなと。

その中でも、代表的なものがあるとしたら、例えばですが、『論語』をはじめとする古典であったり、西洋文化であれば『七つの習慣』や、『人を動かす』のようなコミュニケーションにまつわる始祖の巨人のような本かも知れません。

話が少し変わりますが、世間では新紙幣の話題が出ています。日本近代化に大きな貢献をしたとされる渋沢栄一氏が残した精神は、1990年代頃までの強い日本の文化の中心的価値観を生み出す基礎にもなったのでは無いかと、個人的には思ったりもします。

日々忙しい毎日を過ごしていますと、なかなか新しいことを自分の中に入れるのは難しいかも知れませんが、少し立ち止まってみたり、振り返ってみたり、ゆっくりした気持ちで本を読んでみたり。案外、そこに今まで気がつかなかったヒントみたいなものがあったりするかも知れません。

ネットによって情報を簡単に手に入れられるようになり、本を読む習慣が最近の若い方には減ってきているかも知れませんが、これを機に何か一冊、手に取られてみてはいかがでしょうか。

最後まで読んで頂いて、ありがとうございました


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かけうどん/マルチジャンルnoter
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