【アニメ紹介】ブラックマジックM-66(1987年)
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おはようございます。
毎週金曜日は日替わりカケウドン定食『アニメの日』です。
今日は『ブラックマジックM-66』と言う作品をご紹介します。
38年前のアニメ作品ですので、画像や音楽、テクノロジー描写が古いのはご容赦ください。サイバーパンクワールドの金字塔である攻殻機動隊の世界観を作り上げた士郎正宗氏が原作の漫画を描かれています。
PV・動画
(非公式なものしか無かったため、リンクは貼りません)
【ブラックマジックM-66】
1.概要
1987年にエモーションからOVAで発売されたオリジナルアニメ作品。
原作者である士郎正宗氏の初期作品集である『ブラックマジック』の中に収録されている一つ、『BOOBY TRAP』が原案になっていますが、戦闘シーン以外のところは内容が大きく修正されています。
尚、OVA版の主人公である女性ジャーナリストのシーベル(CV:榊原良子さん)は漫画には存在しません。
余談ですが私はシーベルが大好物大好きです。
2.感想
(1)全般
随所にある描写が、今の感覚で観てしまうと古臭く見えてしまうかも知れません。ですが、1987年と言えば、まだインターネットやスマホも無かった時代です。そんな時代に、よくここまで近未来の世界観を詳細なイメージとして描き込めたものだと驚きます。
(2)アンドロイド
アニメではこれが限界だったのかも知れませんが、作画こそ80年代後半のものとは言え、当時ここまで精密かつ秀逸にアンドロイドをリアルに描いた作品は無かったんじゃないか?とすら思います。とにかくスゴイです。
(3)近接戦闘
特殊部隊側は、ほぼ小火器を用いた戦闘シーンですが、M66(アンドロイド)の接近戦の動きは、とにかく良く考え抜かれて描かれています。
尚、戦闘シーンでは、やや、グ●い描写が続きますので、そう言うのが苦手な方はご視聴をお控えください。
3.最後に…
ラストシーンで、主人公のシーベルが着ているTシャツの胸のプリントに、『APPLE-SEED』って描いてあって、ちょっとクスっとしました(笑)
『攻殻機動隊が好きです』と言う若い方に、つい、アップルシードや、原作の攻殻機動隊(注:原作漫画の一部には成人指定描写あり)を是非お勧めしたい私ですが、その前に、この作品を忘れてはならないかなとも思います。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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