チヌへの挑戦 2 田ノ浦 前編
5月23日(土) 天候:晴れ 大潮 場所:和歌山県田ノ浦漁港
早朝4時30分、エサ屋に到着。エサ屋のバッカンでまき餌の調合。
はい。ミス1です。オキアミの解凍電話を忘れており、オキアミはカチカチ。現場で解凍するハメに。こういう所が抜けている。
5時20分。田ノ浦漁港着。すでに明るいが、コロナ自粛も解除となり、釣り場には大勢の釣り人がいる。
実は5月20日に下見に行っている。下見は初めて行く釣り場の場合のみだが、出来るだけ行くようにしている。
どこが釣れそうか。ネットの情報と照らし合わせて、当日の1番目の候補、2番目の候補と場所の確認。
この時は1番目の候補地は釣り座が無く、2番目の候補に釣り座を置く。
水面には10センチぐらいのサバの稚魚が大量に沸いている。
到着と同時にまき餌をしてみるが、このサバの大群があっという間に食べてしまう。これは想定外だ。
カチカチのオキアミも海水に浸したおかげで何とか解凍が出来、調合も終了。まき餌をまくが、サバの大群とスズメダイの大群にあっという間に食べられてしまう。
その中につけ餌を投入しても当たり前だが、それも一撃で無くなってしまう。
さて、どうしたものか。まき餌を左側にまき、その間に右側につけ餌を投入し、大群をかわして、底につける。底につけた段階でその付近にまき餌を投入する。
この作戦でやっていたが、釣れるのは10センチ~15センチのサバ稚魚のみ。
やってもやってもサバ稚魚のみ。
チヌはいないのか?
しかも上記のようなやり方だと、ネットで学んだ同調にはほど遠く、まき餌は完全に雑魚の目をくらます作戦にすぎない。
これでは、サバのえさやりだ。
困った。
即席でインターネットでえさ取りが多い場合は重めのガン玉をつけるとある。
こういう時の引き出しが少なすぎる。
今あるガン玉より重めをチョイスし、仕掛けにつけて投入すると、底に行くまでにつけ餌が取られる事は無くなった。
が、先ほど言っていた同調とはほど遠い。フカセ釣りとは?
こういったやりとりを3時間ほど続けたあげく、干潮を迎え底がほぼ見えている状況。
勝負あり。この日もボウズ。
しかし、場所を変えて最後のあがきを見せるがごとく、他の場所を確認すると、1番目の候補場所が空いていたので、移動。
ここは漁港内向きで船の通る場所となっているので、深さもある。
子サバも先ほどの場所よりは少ない。まき餌もバッカンの3分の1ほど残っており、ラストチャンスに賭ける。
続きは後編へ。
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