海外へ行く際、空港で1秒も無駄にしない私の16の手順と過ごし方(総集編)

海外に行く際に、家から空港、または搭乗まで私がどうしているかを残さず全て公開します。年間16回は海外出張している成果を出し切ります。どうやって効率的に、気持ち良く過ごしていけるかを記します。あんまり海外に行ったことないという人は、海外に行くのに色々な不安があると思いますが、役に立つ情報しかありません。また、そこそこ海外行ってますという方でも、情報を盛り沢山にしていますので、必ず役に立ちます。

【事前準備】

(1)Wi-Fi予約

海外出張に行く場合は、まずポケットWi-Fiを予約しておきます。私の場合はテレコムスクエアです。どこの会社でも構いませんが、返却時に返却BOXで返せる会社が便利なので、お勧めです。ちなみに、予約しないと在庫切れになっている場合がありますので、仕事の場合は特に予約が必要です。

テレコムスクエア

ちなみに、今回出張として記載していることから、スマホもパソコンも使うので、Wi-Fiをレンタルしています。但し、正直安く無いです。なので、旅行で行く場合は、スマホしか使いませんので、シムカードを購入して、スマホに挿入した方が断然安いです。(その場合は、スマホがシムフリーの携帯である必要がありますので、ご注意下さい。)

(2)Webチェックイン

24時間前からWebチェックインが出来るようになります。Webチェックインの魅力は1点のみ、空港に到着してから、チェックインする必要がなくなることです。ただし、キャリーバッグを預ける場合はどちらにせよ、チェックインカウンターに行かなければならないので、意味があまり無いです。私のキャリーバックは、機内持ち込み不可なので、Webチェックインはしていませんが、機内持ち込み出来る方は必ずやった方が良いです。

(3)座席指定

航空会社のホームページから「予約確認」に進み、自分の座席指定が出来ます。会員ランクによって、オープンにされる座席が異なるようですが、必ず座席指定はします。私の場合は、トイレに自由に行きたいという点と頭上の荷物を自由に取り出せるという観点から、必ず通路側を指定します。それと、後でも書きますが、飛行機から降りる際も良いです。

(4)成田エクスプレス予約

成田空港に行く場合は、便利なので成田エクスプレスを利用しています。成田エクスプレスを使用する場合は、必ず「えきねっと」を使用して下さい。これを使用することで、みどりの窓口に並ぶ必要もないし、自動販売機に並ぶ必要もありません。チケットレスになるので、チケットを持つ必要も無いです。特急券のみ「えきねっと」を使用して、通常通りSuicaで入場、退場すれば、通常運賃はSuicaにて支払えます。

えきねっと

【往路】

(5)空港到着時刻

これは色々調査してきた推測の結果なのですが、プレミアムエコノミーやビジネスクラスに無料アップグレードされるには、オーバーブッキング(混んでいる便)されている便で、会員ランクが高く、服装もきちんとした人で、早くチェックインカウンターに来た人に提案しているということです。

なので、他の条件が揃いそうである場合は、2.5時間から3時間前に空港に到着するようにしています。特に何も無い場合は、通常通り2時間前に空港に到着するようにしています。

ただ、実は今回のnoteの通りの行動を行うと15分くらいで出国手続きが終わりますので、残りの時間を仕事に費やしたり、食事や読書の時間に当てることができます。

(6)Wi-Fi受取り

予約しておいた通り、Wi-Fiを受取ります。同じ空港内に同じ会社のカウンターが複数あることがあり、予約したカウンターでしか受け取れないので、事前に確認下さい。借用時には、予約番号とパスポートが必要になりますので、予約確認メールはスマホで見れる状態にしておくことと、パスポートは胸ポケットに入れて、取り出しやすいようにしておきます。

(7)チェックイン

私は、JALの会員ランクが高いので、優先カウンターに行きますが、会員ランクが高いことは効率的に動くのにとても大事なので、出来そうな方は是非挑戦して下さい(ランクを上げるための修行と呼ばれるものもあります。)。あとは、同じフライトの同僚や友人で会員ランクが高い人がいれば、同行してチェックインできますので、事前に確認しておいて下さい。このカウンターで、荷物を預けて、チケットを受取ります。その際に、eチケットは一応持っておく必要ありますが、見せる必要は特に無いです。但し、インドでは、空港に入る際にeチケットを必ず見せる必要がありますので、注意が必要です。

それと、乗り継ぎがある方は、チェックインカウンターで必ず自分の荷物がどこに行くのか確認して下さい。乗り継ぎ先で一度ピックアップしなければならないのか、ダイレクトで行くのかわかりません。カウンターでその規則性を確認したことがあるのですが、例外などがあって、一概に言えないということなので、必ず確認する必要があります。

ちなみに、デジカメのバッテリーがキャリーバックに入っていると、中国では検査で引っかかる可能性が高いので、手荷物の方に入れておくことを推奨します。

(8)手荷物検査

手荷物検査も優先レーンがあります。これも上述の会員ランクによって、使用できるかどうかが決まります。また、同様にランクが高い人に同行できます。
ここでは必ずパソコンをカバンから出して、検査する必要がありますが、最近シンガポールではそのままカバンに入っていても検査出来ます。技術的には十分出来るはずなので、他の国も導入して欲しいものです。シンガポール以外で、私がここで出すのは、携帯と小銭くらいで、ベルトは大方通ります。

下記は以前noteに書いているのですが、混雑を避ける方法もあるので、ご確認下さい。

出国ゲートの混雑を避ける方法


(9)出国検査(イミグレーション)

イミグレーションでは、検査官がパスポートと航空券をチェックして、出国審査を行います。ここが時間がかかる関門の二つ目になります。成田、羽田での日本人は、全てが自動化されて、簡単に通過することができます。但し、混雑している場合は若干待つことがあります。その場合は、自動化ゲートというものがありますので、事前に登録しておいて下さい。これは、イミグレーションの窓口に行って、登録したい旨を告げると10分程度で登録できます。

自動化ゲート登録

(10)ラウンジ

私は会員ランクにより、航空ラウンジを使用していますが、航空会社の会員ランクが高くなくても、使用できる方法があります。それは以前noteに記載していますので、下記ご覧下さい。これだけでなく、皆さんよくご存知のゴールドカードを所持していれば使えるカードラウンジもあります。但し、カードラウンジは食事もお酒もありませんので、その違いは大きいです。

ちなみに私は、機内で喉が乾くので容器を持参して、ラウンジで水を入れてから搭乗します。

空港ラウンジは必ず使います

(11)搭乗

搭乗時刻は基本的に出発時刻の30分前に始まります。日本の航空会社はほぼ予定通りに搭乗が始まります。ずれても早く始まることはありません。また、海外の航空会社または海外で搭乗する場合は、搭乗時刻が遅れるのは当たり前です。予定時刻より早く搭乗口に到着すると、かなり待たされることになります。航空会社としてはその方が効率良く人を乗せれるので、良いですが、搭乗客としては嬉しくありません。

なので私は、ほぼ予定時刻ぴったりに搭乗口に到着するように行きます。なんなら、少し遅れてもあまり影響がありません。早く登場することのメリットは、自分の手荷物を一番近い荷物棚に収納できるということだけです。あとは、たまに配布式のブランケットの場合、品切れになる場合もありますが、国内航空会社ではあまり無いです。

【機内準備】

(13)税関申告書記入

どの国に入る際も税関申告書が必要になります。機内でCAさんが配布してくれますが、その他、ホームページからもダウンロードすることが出来ます。良く海外に行くという方は受け取る際に複数枚もらっておいて、事前に準備して置いてください。私も常に1枚多い状態を維持しています。ちなみに、日本の税関申告書はエクセルでもダウンロード出来ますので、これらは事前に情報をパソコン上で記入しておくことも出来ます。
必ず機内で描き終えましょう。

税関申告書エクセル

【復路】

(12)到着

到着したら、まずは自分の荷物をまとめます。必ずシートベルトのサインが消えてから動き始めましょう。この際に通路側にいることが大きく貢献します。通路側の人だけが、自分の上にある荷物を取ってまとめ始められます。忘れ物がないように、再度確認しましょう。人が動き始めるまでは、座席に座っていて良いです。立って待っていてもほとんど時間は変わりませんので。

(13)荷物の受取り

手荷物受取所まで来ると、また会員ランク順に荷物が流れてきます。他の人の荷物と間違えないように、タグの番号を確認しましょう。優先荷物以外の順番は運になります。

(14)税関申告書の提出

事前に用意していた税関申告書とパスポートを提出します。これも左右確認して、空いてそうなところに行きましょう。日本でそんなに混んでいるということはあまりありません。

(15)Wi-Fi返却

借りていたWi-Fiを返却します。必ず借りていたケースに必要な物だけを事前に収納しておき、返却BOXに投函しましょう。ちなみに、月末、期末などで、会社的にすぐに精算しなければならない場合は、そのままカウンターに持っていって、精算を実施します。返却BOXへの返却はとても楽ですが、領収書が送られてくるのが、2、3日後になってしまうからです。

(16)帰路の電車

ここまで来たら、帰りの電車の時刻を気にし始めて下さい。成田エクスプレスの場合は、大体30分に1本しかありませんので、うまく合わせる必要があります。ここで「えきねっと」が大変役に立ちます。通常、帰国すると、皆一緒に到着するので、皆でみどりの窓口に並ぶことになってしまいます。ところが、「えきねっと」であれば、途中のエスカレーターや荷物を待っている時点で検索や予約を進めることが出来ます。

ちなみに成田エクスプレスもなるべく座席指定をしましょう。隣に人がいない席を選べます。但し、急遽予約して入ってくる人もいるため、意味が無い場合もありますが。


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Kak san プロフィール (自己紹介はこちら
1983年神奈川県鎌倉市生まれ。都内某大学大学院工学研究科修了後、大手電機メーカーに就職。エンジニアとして年間100日の海外出張から急転、365日在宅となり、家内の快適さを追求するため、スマートホーム化、ホテルライクな暮らしを模索し、発信しているスマートホームスペシャリスト(自称)。スマートホーム化に生じる様々な壁を業務で習得した解決能力と改善力で前進させる。趣味はお酒とお笑い。

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