父親。
みなさんどうも。かけんです。
今日の話はとてもいい話とは言えません。人によっては気分を害する可能性もあります。
そうなった場合はその瞬間に閉じていただけたらと思います。
大丈夫な方はそのままお読みください。
報告と流れ
1週間経ったこのタイミングで、ご報告という形でこの記事を書こうと思いました。
8月15日の夕方ごろ、私の父親が亡くなりました。
今は、非常にコンパクトな密葬という形で一連の事は終わり、少し経ったところです。
以下、ざっくりとした流れです。
11月末ごろに倒れてからいろんな病院を転々とする中で、12月末に神経膠腫(グリオーマ)という悪性の脳腫瘍を患っていることがわかります。言語機能を司る部分にできまして、次第に言葉が出てこなくなる症状が出てきました。緊急の手術が必要でしたが、目先の仕事が気になっていた父は2月に手術を伸ばします。
父は誰がなんと言おうと、自分がやりたいようにします。家族もお医者様もすぐに手術しないといけないと言いますが、非常に頑固な性格と、本人の病院嫌いが合わさって話を聞きませんでした。
話を戻しまして、2月の頭に手術、4月頭まで入院しており、その後は月初めに通院するという形を取りました。途中で入院の話も出ていましたが、それも父が拒否します。7月の頭にもうこちら側(病院)ができることはないと言われてからは、自宅療養という形をとっていました。いつもは母が父を抱えながら歩いたりしておりましたが、8月に入って全く足が動かず寝たきり状態に。だんだんと弱っていく形で15日の夕方に亡くなりました。
余談になりますが、自宅療養に切り替わった後、父は「医者、俺を見捨てやがって」と言っていました。いや、手術先延ばしとか言うこと聞かんかったのおとんやろ…。と
亡くなったことが悲しくないと言えば嘘になりますが、お医者様の言う事も聞かず、言ってしまえば自業自得であると…。
冷たすぎますかね…。
でも、最期まで父は意思を通したので、それはそれでよかったのかなとも思います。
遺された家族と借金
父が亡くなったことは変わりありませんし、へこたれてる場合ではないです。
我が家はこれからが確実にしんどいです。
なぜかというと、倒れてから発覚した、父が残した借金があるから。
この借金の額が、「顎が外れそうな額」「人1人が一生かかってもなかなか返せない額」という表現が適切なほどです。
一度大きい額を借りたのを隠すために別のところから借りて、、、っていうのが止まらなくなったのかなと思ってます。あとは手元にあるお金をどんどん使っていく癖があったので、悪循環が生まれたと考えています。
今、家庭内で相続放棄というワードも出ております。
また、私個人としては最悪のパターン、大学を途中で辞めて働かないといけないとも言われました。
まだどうなるかは決まっていませんが、もしそうなった場合はもう仕方ありません。借金がなくなるまでは、個人の好きなように動けないので。。。
私よりももっと母、兄が大変なんだ。と思ってどんな結果になろうとも強く生き抜く気持ちです。生きていれば時間がかかっても挽回ができるはず。今はどん底、これからはものすごく楽しいことが起こると信じています。
少し話がそれますが、もしお金があれば、父はホスピスに入って緩和ケアができたのかなとも思います。病院嫌いなこともあって結局家を選んでいたかも知れませんが。
余裕がなければ満足に生きられない、わかってることですが改めて実感しました。
最後に
父の死から学ぶことが本当に多かったです。ざっくりとした流れで書きましたが、この経験(病気の兆候など)の詳細も、記事に少しずつまとめていけたらなと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
これからも、かけんをよろしくお願いいたします。