日記 61~抜重~
抜重の技術で走りとジャンプを進化させる
今日の練習内容
ウォームアップ(100m × 6本)
ドリル
坂ダッシュ(4本)
抜重ドリル
マーク走(3本・2m50cm)
今日の練習の感想
今日は100mを走るイメージで坂ダッシュを行いました。上りだけでなく、下りも含めて走ることで、動きの流れや重心のコントロールを意識しました。特に「抜重」の感覚を大切にしながらトレーニングを行い、どのタイミングで力を抜き、どのタイミングで力を込めるかを確認しました。
抜重という技術を知っていますか?
「抜重」という言葉を聞いたことはありますか?
抜重とは、動作の中で一瞬「力を抜く」ことで、その後の反発を最大限に活かす技術のことを指します。これは、走るときやジャンプするときに非常に重要なポイントになります。
例えば、スプリント動作では、ずっと力を入れ続けるのではなく、接地の瞬間に一度力を抜き、その反発を利用して次の動作につなげることで、よりスムーズで効率的な走りが可能になります。ジャンプでも、助走から踏切の流れの中で、踏切直前に一瞬力を抜き、その後一気に力を込めることで、より大きな跳躍力を生み出せます。
抜重の重要性とトレーニングの意識
抜重の技術を習得することで、以下のようなメリットがあります。
無駄な力みを減らす
→ 力を抜くタイミングを作ることで、全身のバランスが整い、スムーズな動きができるようになります。反発を最大限に活かす
→ 接地時に地面からのエネルギーをしっかり受け取り、次の動作につなげることが可能になります。スプリントやジャンプのパフォーマンス向上
→ 走る際のストライドの伸びや、ジャンプの高さに直接影響を与えます。
今日の練習では、特に「坂ダッシュ」と「抜重ドリル」を通して、この技術を意識しました。坂道では自然と重心移動が発生し、抜重の感覚をつかみやすくなります。また、マーク走では一定のリズムで接地することで、力の抜き方と入れ方のタイミングを確認しました。
過去との比較
以前は、走るときに無意識に全身に力を入れてしまい、スムーズな動きができないことがありました。しかし、抜重の重要性を理解し、意識的に取り入れることで、より軽やかにスピードに乗れるようになっています。特に坂ダッシュの後の平地走では、抜重の効果が実感でき、ストライドが伸びているのを感じました。
読者への問いかけ
あなたは普段のトレーニングで「抜重」を意識していますか?
ただ全力で走るだけではなく、「どのタイミングで力を抜き、どのタイミングで力を入れるのか」を考えることで、パフォーマンスは大きく変わります。
次回の練習では、ぜひ「抜重」を意識しながら走ってみてください。最初は難しいかもしれませんが、慣れてくると無駄な力を抜きながらも、より強い推進力を生み出せるようになります。
あなたの走りは、抜重の意識でさらに進化する。
ぜひ試してみてください!