家計と向き合いたいと思ったら・・・ライフプランを書いてみましょう!
2021年からつづく物価上昇がとまりません。夏に品薄になったコメは、価格が昨年よりも1.3~1.7倍、全国平均にすると1.5倍に上昇しています(農林水産省発表「令和6年産米の相対取引価格」)。コメ以外の食料品も、野菜や果物、牛乳類、卵の値上がりを実感します。
物価上昇のほかにも、子どもにかかるお金、住居にかかるお金、健康のこと、介護のことetc.…ちょっと考えるだけでも、いろいろなお金の不安が私たちの周りにはあります。定年退職が近づく年代からは「家計の見直しをしなければ」と切実な声が聞かれます。
ライフプランを書き出してみよう!
お金に対する漠然とした不安から「家計に向き合いたい」と思ったら、家計簿を始める前に、ライフプランを書くことをおすすめします!
家族の年齢を書き、子どもの教育、住居のこと、車や電化製品など大きな出費の見通し、旅行などイベントの計画、貯蓄計画などを考えたり、家族と話したりする中で、現状を把握でき、今後の家計の見通しが見えてきます。
2025年から2044年まで、20年間のイベントを書き出せるライフプラン表を無料でダウンロードできます。
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ライフプランを書いたその先は?
ライフプランには、「子どもの受験のない年に家族旅行を計画したい」「車の買い替えを何年後に検討しよう」など、叶えたいこと、夢もどんどん書きましょう。
教育費の山の時期や、定年退職などで収入が大きく変化する時期を知ると、将来に備えていつ、どれだけの貯蓄が必要かわかります。「教育資金」「住宅資金」「老後資金」など、目的別に貯蓄の目標額を決めるとよいですね。
ライフプランを書くと、お金の使い方と貯蓄計画の方針がたちます。それを実現するには? はい! 家計簿の出番です!
家計を管理して実現したいことが明確な人は、家計簿もつづきますよ!
ライフプランを予算化する
ライフプランを書き出すと、今後の家計に必要なことが見えてきます。それを家計簿で予算化すればいいわけです! 予算があると、節約だけではなくて時には「もっと使っていいよ」と数字が教えてくれます。
婦人之友社の『羽仁もと子案家計簿』は、暮らしを見える化するのが得意な15の費目があります。衣・食・住、教育、健康のこと…この家計簿の費目にそって予算を立て記帳することで、暮らしが把握しやすく、上手なお金の使い方ができるようになります。
暮らし上手になる予算の立て方、家計簿活用術は、こちらのnoteが参考になります!