kakei+ってウェブアプリなんです。基礎知識を覚えましょう!
みなさんは、どんな家計簿を使っていますか? 現在は、紙の家計簿はもちろん、デジタル家計簿もかなり浸透してきて、さまざまな家計簿が身の回りにあると思います。その中で何を使って家計を管理していくか悩むこともあるのではないでしょうか。
私たち、婦人之友社は、紙の家計簿として『羽仁もと子案家計簿』、デジタルの家計簿としては『kakei+』を提供しています。『羽仁もと子案家計簿』は、120年間変わらずに支持されている元祖家計簿。それに、基づいて作られた『kakei+』も、2020年のリリース以降、多くの方に使っていただいています。
今回は、kakei+を使う上で、知っておくと便利な基礎知識をお伝えします。
まず、『kakei+』は、「ウェブアプリ」です。ウェブアプリと聞くと馴染みがないかもしれません。みなさんがよく使うアプリは、アプリストア(iPhoneならAPP store、AndroidならGoogle playストアなど)から単体のアプリをそれぞれの端末にインストールし、画面にアイコンが出てくるものではないでしょうか。
しかし、このkakei+、実はアプリではありません。ウェブアプリというもので、専用のアプリがなく、インストールする必要もありません。使うのは、普段からお使いの「ブラウザ」(インターネット閲覧アプリ)だけです。ブラウザを介して使用するサービスなので、インターネットを使える環境さえあれば、いつでもどこでも、スマホでもタブレットでも、パソコンでも使用できるのが、ウェブアプリのメリットです。
でもホーム画面にアイコンがないとわかりづらい…
ブラウザアプリを使用するので、毎回ブラウザを起動して、kakei+のサイトにアクセスするのは面倒くさい…。と考える方もいらっしゃるので、それを解決するための方法を紹介します。
最初に設定しておけば、いつでもアプリと同じようにワンタップで使用することができます。パソコンの場合は、一度アクセスした際、デスクトップなどにショートカットを作っておくことで、同様に使いやすくなります。
注:ブラウザ以外のアプリでkakei+画面を開いていると、アイコンを作成できません。iPhoneならSafariやGoogle Chrome、AndroidならGoogle Chromeで開くことで、上の手順がアイコンの作成が行えるようになります。
スマホの機種変更をしても、変わらず使えます。
「機種変更をしたら連絡先やアプリのデータが全て消えてしまった」という方もいらっしゃることでしょう。kakei+は、クラウド家計簿なので、インターネット経由でアクセスするソフトウェアです。なので、面倒な引継ぎ作業をする必要はありません。
新しいスマホで使用を開始するときは、標準装備されているブラウザソフト(Google ChromeやSafariなど)から、kakei+のサイトを開き、「ログイン」ボタンを押して、登録時のメールアドレスとパスワードを入力すれば、以前のスマートフォンと同じようにお使いいただくことができます。
スマホの機種変更をして、メールアドレスが変更になったら
新しいスマホから、旧アドレスを使ってkakei+にログインしてください。
ログイン後、メニュー>設定>アカウント設定の画面を開きます。
開いた画面で「メールアドレスの変更」を押すと「メールアドレス変更」画面が開くので、新しいメールアドレスを入力して「変更する」ボタンを押します。新しいメールアドレスに登録メールが送信されますので、その中のURLをクリックしたら変更終了です。
*メールアドレスが変更になったので…と、再度、新しいアドレスで新規登録をされる方がいます。そうすると、旧アドレスでお使いいただいたkakei+とは別に、もう一つ別のアドレスでkakei+を利用することになってしまいます。2つのkakei+のデータは合体することができませんので、旧アドレスでログインしてから新アドレスへのメールアドレス変更を行ってください。
アプリでないから、起きる事象に注意!!
kakei+ は、Google Chrome、Microsoft Edge、Safari などの ウェブブラウザからアクセスするサー ビスです。
ウェブブラウザは、ホームページにアクセスするたびに画面のデータを端末へ残して、画面表示を速くする仕組みが備わっており、「キャッシュ(履歴データ)」と呼ばれるデータが端末に保存されます。これが原因で、kakei+のサーバにある最新のデータが表示されないことがあります。 新しい機能が表示されない、今まで問題なく使えていた機能がうまく動かない、画面が真っ白になる...などの不具合が起きた場合には、キャッシュのクリアを行うと直る場合がありますので以下の方法をお試しください。
*「キャッシュ(履歴データ)」は、お使いのブラウザによって「履歴」「閲覧データ」「ウェブサイト データ」「キャッシュされた画像とファイル」など、異なる呼び方をされる場合があります。
まとめ: ウェブアプリの特徴わかりましたか?
今回は家計簿のつけ方や使い方ではなく、kakei+の特徴であるウェブアプリの基礎知識をお伝えしましたが、ご理解いただけましたでしょうか?
ウェブアプリについては、kakei+だけでなく、現在さまざまなサービスでも用いられています。有名なところでいえば、Twitterもアプリ版のほかにウェブアプリ版も使えます。ウェブアプリの特徴としては、やはりインストール不要で使用でき、スマホ、PC,タブレットなど、端末を選ばないというメリットがあります。
kakei+に限らず、今使用しているサービスがアプリなのかウェブアプリなのかが判断ができれば、さまざまなことに対応できますので、一度確認してみるとよいでしょう。