漫画はコンテンツの中心にあることの検証
ナンバーナインについて
漫画のデジタル配信サービスを中心として「漫画家さんが漫画を描き続けるために必要な環境を創り出す」をテーマとして漫画家さんに必要なサービスを展開しています。
メイン事業である漫画のデジタル配信サービスは、現在契約いただいている作家の数は約1,298名、お預かり作品数は約3,003作品となっています。(こちらは2022年6月末時点での数字です)
ナンバーナインのサービスについての詳細は下記のWEBサイトに記載されています。
・サービスサイト
・コーポレートサイト
立ち上げ直後のタイミングで、エンジェル投資的に株主として参画し、株主として外側から支援をしておりましたが、私が2021年11月に電通を辞めたタイミングで、社外取締役に就任させていただきました。
いつもは社外取締役としてナンバーナイン社を外からみた話をしているのですが、今回は漫画の可能性、コンテンツとしての価値についてまとめていきたいと思っています。
「流行ってるドラマって漫画から多いよね」とずっと思っていました。
かれこれ30年ほど漫画を読み続けているのですが、漫画を数多く読んでいると「これ漫画で読んだな」というアニメ・ドラマ・映画があります。
(とっくに知っているぜマウントをしたいわけではないです)
そこで、漫画から映像化されるんだな、ということを小学生時代に思ったことを覚えています。
漫画→アニメ化・ドラマ化・グッズ化→映画化・続編へ
概念的には下記の形だと思っています。
漫画がヒットすると、新しいコンテンツ形態で再生産され、よりユーザー規模や市場規模が大きくなっていきます。
今期の漫画発のドラマ作品
では今期のドラマ作品の中で、漫画発のものはどのくらいあるのでしょうか。調べてみました。
(以下、Amazonのリンクを貼っていますがアフィリエイトリンクではないです)
まずは今期(2022年7月期)のドラマ作品です。25作品。
この中で漫画作品は、6作品でした!
魔法のリノベ
六本木クラス
雪女と蟹を食う
僕の大好きな妻!
彼女、お借りします
新・信長公記
2021年の漫画初の映画作品
続いて映画です。「映画好きが選んだ2021邦画ベスト」からリストを拝借させていただきました。30作品のリスト。
この中で漫画作品は3作品!もっとありそうでしたが、リストの中では少なかったですね。
るろうに剣心
ザ・ファブル
東京リベンジャーズ
NETFLIFにおける漫画発の作品
最後に最近オリジナルコンテンツを多数製作しているNETFLIX。
近年話題になったところだとこの2作品。
スプリガン
今際の国のアリス
以上、漫画がコンテンツ創出の中心、発信地になっていることの検証でした。
感覚的には10年前よりも少し漫画発信のドラマ、映画は少なくなってきたように感じましたが、Netflixなどの新しいプラットフォーマーから漫画は注目されている流れもあるため、漫画原作のコンテンツは増えていくのではないかなと思っております。
ナンバーナインはコンテンツスタジオを設立しました。
今回は、漫画がコンテンツの中心にあるということをテーマとして、実際に多くの漫画からアニメやドラマ、映画に広がっていることを検証しました。
ナンバーナイン社は2022年さらに新しいチャレンジをしており、そのひとつがWEBTOONスタジオの「Studio No.9」です。漫画づくりに関わってみたいという方は、ぜひ募集要項を見ていただければと思います。
その他にもナンバーナインでは様々なポジションを積極採用中です。興味がある方はぜひ気軽にご応募ください!
NewsPicks Studios CEO・金泉俊輔氏がゲストで登場!新卒採用イベント「ミライのニナイテ」開催
ナンバーナインでは、7月1日より2023年4月入社の新卒採用を本格的に開始しました。7月は、一人でも多くの学生さんにナンバーナインのことを知っていただくべくオンライン会社説明会を実施します!
中途採用も引き続き開催中!
漫画制作ディレクター / エンジニア / WEBTOON編集者 / 日南デジタル漫画ラボスタッフ