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【悪魔復活の予言】『ペンタゴンマンション』で貴族同士のロイヤルな円卓会議をしたよ!!!

こんにちは、かけまちゃです。
男の子なら誰もがときめく設定のシナリオを遊んできたのでレビューします!

マーダーミステリー『ペンタゴンマンション』

作品概要

■作者:夜のくろうさぎ様
■プレイ時間目安:180分
■人数:プレイヤー8名(要GM)
■方式:対面プレイのみ
■料金:4,500円
■その他:ミステリードッツ様初のオリジナルシナリオ

あらすじ

遥か太古の時代、この世を支配し蹂躙した悪魔が存在した。
人間は自由と平穏を取り戻すために戦い、甚大な被害を出しながらも悪魔を討ち倒した。 だが悪魔は死に際に「5000年後、私は復活する」と予言を残した。 悪魔と死闘を繰り広げた八名の貴族達は、復活を阻止するため、 悪魔の肉体を八分割して代々封印し続けるという道を選んだ。
 八貴族は万が一にも裏切り者が出ぬように、それぞれ住む屋敷を相互監視のために目視できる距離に立てた。 五角形の屋敷が立ち並ぶ姿に、いつしか人々はそこを 「ペンタゴンマンション」と呼ぶようになった。8つの屋敷の中央には教会が建てられた。 毎年一度、赤い満月が輝く日には、教会にて「八貴族会議」が行われる。

 悪魔の死から5000年後の八貴族会議の夜。 八貴族が一人、ハート家の当主が死体となって見つかり、ハート家が管理していた悪魔の心臓が消え去っていた。

キャラクター

①エルバート・ブレイン(頭部の管理者)
27歳 男性
悪魔の頭部を管理するブレイン家の当主。
公明正大な性格であり、八貴族の代表家の当主として常に研鑽している。

②アラン・ダブルアイズ(両眼の管理者)
31歳 男性
悪魔の両眼を管理するダブルアイズ家の当主。
クールでプライドの高い青年だが、ソフィアという妹を溺愛している。

③キュピィ・アームストロング(右腕の管理者)
19歳 女性
悪魔の右腕を管理するアームストロング家の当主。
親譲りの剛腕で八貴族最強だが、「可愛くないからイヤ!」と思っている。

④セシリア・レーム(左腕の管理者)
32歳 女性
悪魔の左腕を管理するレーム家の当主。
学者気質で、5000 年前の資料を読み解きながら悪魔についての研究を行っている。

⑤ヨハン・チェスター(胴体の管理者)
72歳 男性
悪魔の胴体を管理するチェスター家の当主。
現当主では最年長だが、まだまだ現役であり、年を感じさせない元気さを持つ。

⑥カロ・ライトフィリップス(右足の管理者)
23歳 男性
悪魔の右足を管理するライトフィリップス家の当主。
生まれつき病弱で、次期当主を早く決めるためにエリスと許嫁になった。

⑦エリス・ウォーカー(左足の管理者)
20歳 女性
悪魔の左足を管理するウォーカー家の当主。
真面目な性格の少女。許嫁のカロと来年結婚予定である

⑧ゼニス・シスター(協会の管理者)
28歳 女性
教会を管理するシスター。
神から未来を予知するお告げを受けることがある。

貴族らしい高貴なビジュアルのキャラが多い!

【作品のPICK UPポイント】

①円卓会議を実体験できる!

ドッツさんの店内は広いので、このシナリオに合わせて大きなテーブルが中央に鎮座。360°全方向を8人のキャラクターで1つの卓を囲む姿は圧巻です!!
意外とマダミスってテーブルの一辺を開けることが多い(だいたいはGMが見えるような配慮をされていることがあるため)のですが、今回は登場人物で埋め尽くされています。

そうなるとどうなるかって?
もちろん、議論が白熱します。

ヒトは対面の席に人がいると心理的に意見が対立しやすいらしく、、、、
確かに他の作品以上に議論が盛り上がったなという印象を受けました。
議論が活発なので、8人も登場人物がいるのに誰かが喋り続けてしまう展開にならなかったのも素晴らしいと思いました。

②最後まで“ゲーム性たっぷり”

トッポが「最後までチョコたっぷり」なように、
ペンタゴンマンションは「最後までゲーム性たっぷり」です!!

本当に最後の最後まで決断に迷う!
駆け引きも多く、目標を達成するためにどうすれば良いのか考え続けなくてはなりません。
通常のマダミスと同様にいわゆる投票があるわけなのですが、このシナリオでは決断に迷うからこそ、各々のプレイヤーのちょっとした大きく展開が変わることがあります。

こんな方におすすめ!

・議論の行く末がどうなろうと最後まで諦めない方
・人と交渉したり、駆け引きで展開を思い通りにするのが得意な方(好きな方)

こんな方にはあまり向かないかも…

・対立した意見が飛び交う議論に抵抗がある方

最後に

実はマーダーミステリー公演としては初めてドッツさんにお邪魔したのですが、演出が凝られていて素晴らしい!!
店舗が三鷹にあるので他の店舗に比べるとスペースは体感やや広めに感じます。
広めの部屋でスクリーンや音響を活かしたダイナミックな演出が体験できるので没入感もバッチリです。

ちなみに今作を遊んでいて解けなかった謎がありました。それは登場人物が8人なのに「ペンタゴンマンション」だということ!
8人だからオクタゴンでは?という疑問だけが残りましたw

このシナリオでは、
目の前の情報をしっかり捜査をして考える必要があり、その点でただミステリーなだけでなくキャラクターへのロールプレイの没入感もあるなと感じました。没入感はなにもエモさだけではないと再認識した作品でした。

最後にGMをしていただいた『ギムレットさん』です!よくコスプレなどをしながら謎解きに行くらしく、衣装もバッチリ決まっている素晴らしいGMさんでした!

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