なぜ「カンボジア」に学校を作るのか?
学校建設するぞ!と決めた1児のママ、かかです。
他にも支援が必要なところはたくさんあるはず。
「どうしてカンボジアなんですか?」質問をいただいたので回答します。
理由は3つあります。
「カンボジア」に学校を作る理由
1つ目にご縁があったから
2つ目に制度が整い、比較的容易に学校建設が可能であるから
3つ目に日本から通える範囲での場所を探していたから
それでは詳しく説明していきますね。
1.ご縁があったから
2023年3月に年長の娘と世界一周の旅を終えた。
4月娘は小学校に入学
世界一周が夢だった。
その夢が叶った、達成したわたしには
途方もない虚無感、喪失感が残った。
一体わたしは何をしたいのだろう?
自問自答を繰り返した。
SNSで発信すると多くの方が
子連れで海外に行きたい、
行く勇気をもらったという声をいただくことが増えた。
これがわたしのやりたかったことか?
自分の悩みを深掘りする日々
見えてきたこと、
それはお金がない時に世界一周した光景
学校に行けない、その日暮らすのに精一杯の子どもたち
助けることはできないか?
当時のわたしには何もすることができなかった
無力だった。
今のわたしには何かできるだろう。
そう思って2023年9月
「夢への挑戦」と題した内容をインスタグラムで発信すると
瞬く間に拡散され多くの方が学校建設の情報を
提供してくれた。
支援することはお金持ちさんがやるもの
わたしには無縁と思っていた。
でも、みんなの力が集まると
微力が大きな力になるそう思った。
その中でもいち早く連絡を下さった方に
直接コンタクトをとってみた。
カンボジアに学校を建設した方だった。
話を聞くにつれて、これならわたしにもできると思った。
2023年11月
「学校建設メンバーでカンボジアに行くので
一緒にいかがですか?」
と声をかけていただき現地に赴いた。
家族の理解があってこそ実現した。
娘は実家で預かってもらい
家のことは夫に任せた。
瞬く間にいろんなことが進んだ。
カンボジアの現状
必要な支援
現地でたくさんの方のお話を聞き
ワクワクする気持ちが抑えられない。
一人じゃない、みんなの力をかき集めて
みんなで一つの学校を作ろう
そう決めた瞬間だった
2.制度が整い、比較的容易に学校建設ができるから
多くの方からこんな意見をいただいた。
「学校を作るのは簡単。大変なのは先生の確保、給料等をだし維持し続けること」
この問題に関してはカンボジアでの学校建設はクリアしている。
建設が終わった後に、国に譲渡し公立学校として運営する。
譲渡後は国が先生の確保、給料補償をしてくれる。
生徒一人あたりいくらという風に学校に補助金が支給され
その範囲内で生徒のお母さんたちを雇い給食を提供しているとのこと。
カンボジアでは急速に進む学校建設に対応すべく
政府は先生育成にも大きく動いている。
金銭面でサポート続けない限り運営ができない状況ではないことが
比較的容易であり、初めての学校建設の場所として選びました。
日本からもたくさんの支援があり、関わっている方も多くいることから
知恵をお借りして運営できそう、そう感じた。
3.日本から通える距離の場所で探していたから
今回の学校建設プロジェクトの大きな一つの目的として
「みんなで作る学校」を掲げた。
というメッセージを世界に発信したい
だから場所にこだわった。
学校建設予定地は
カンボジアのシェムリアップ
日本からの直行便はないものの
ベトナムやタイから乗り継ぎで行ける。
そして街中から比較的近く
観光ついでに学校にも足を運べる場所に学校ができる。
長期的に関わりながら
支援し続けるために
学校建設以外にも雇用創出など
みんなで意見を出し合ってプロジェクトを行なっていきたい。
そう思って場所を絞った。
この3つの理由から「カンボジア」に学校を建てることを決めた。
先人の知恵を借りて絶対成功させる。
そして関わってくださったみなさんが、末長く愛される学校作りをします。