雑記1

 ときに、言語を恨めしく思う瞬間があります。それつまり、人工物に対する恨みでもあるわけです。言語というのは抽象的な人工物を作る際の材料となります。
 もっともっと平たく言えば、言語により伝播した社会的通念に悩まされることがあるわけです。決して「この世は腐っている」とか言いたいわけではないのですが。時にそのめぐりあわせを恨むときがあるのです。そういう意味では言語にとってはとばっちり以外の何物でもないのですが。自分の思考もまた言語に左右されている以上、致し方のないことなのです。
 社会的通念はとてもずるいものです。誰にクレームを言えばいいのかわからないのに、多くの人が守っている。また破ることを恐れている。自分もその一人です。
 破ることを恐れているのはとても単純な理由で、多数でないことを理解するのがとても怖いからです。
 何となく書いてしまった・・・この記事は果たして投稿されるのでしょうか。少なくとも書いた段階ではその勇気はないのですが。少し寝かせます。